[メイン] GM : 【シナリオトレーラー】
人は共同体に属することで個人を得る。
個人を得ない人は、人として生きる術を失う。
あなたにとっての非日常は、その人にとっての日常かもしれない。
自我を認識するために、そこへ立っているのだとしたら
自分という存在を失わないように、そこにいるのだとしたら
あなたは、一体?
ダブルクロスthe 3rd edition
『Uncertain existence』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : opening『Hello, "Overed"』 登場:全員

[メイン] 樫村 紗名 : 35+1d10 登場/リザレクト (35+1D10) > 35+4[4] > 39

[メイン] 夢見 心地 : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+6[6] > 46

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] 侵蝕率 : 35 → 39

[メイン] 見当ウズメ : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+8[8] > 52

[メイン] system : [ 夢見 心地 ] 侵蝕率 : 40 → 46

[メイン] ノーラ・ブランドル : 35+1d10 登場/リザレクト (35+1D10) > 35+2[2] > 37

[メイン] system : [ 見当ウズメ ] 侵蝕率 : 44 → 52

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] 侵蝕率 : 39 → 44

[メイン] system : [ ノーラ・ブランドル ] 侵蝕率 : 35 → 37

[メイン] 月詠調 : {侵蝕率}+1d10 登場/リザレクト

[メイン] 月詠調 : 🌈

[メイン] 月詠調 : 30+1d10 登場/リザレクト (30+1D10) > 30+3[3] > 33

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ここは関東に位置する、約300万人規模の、とある都市。
あなた達は、その市にあるUGN支部へ召集を受け、応接間にて待機している。
テーブルには茶菓子等が置いてあり、連絡員が来るまで好きに食べても良いと、既に通達されている。

[メイン] GM :  

[メイン] 見当ウズメ : 「ささーっ」
嬉々とみんなにササッと配る

[メイン] 樫村 紗名 : 「!!!」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「ありがとう!」

[メイン] 月詠調 : 「もぐもぐ」
両手でどら焼きを掴み黙々と口に運ぶ

[メイン] 夢見 心地 : 「ニンジャの…配膳!」

[メイン] 月詠調 : 「〜♪」

[メイン] 夢見 心地 : 目の前のニンジャに礼をし、和菓子を口に運ぶ

[メイン] 樫村 紗名 : 応接間、ここは人が何十人か詰め込んでも平気そうな広々としたスペース。
そこに集められた少女たち。

[メイン] 夢見 心地 : うんうまい

[メイン] 見当ウズメ : 「ういうい、お菓子はパパパっと取り敢えず手元で食べちゃうでござるよ~」
自分自身も、甘味系のをもぐもぐしながら
団子は避けてる

[メイン] 樫村 紗名 : そして、その中で。
一層幼く見える、金髪の少女。
彼女はぱぁああ、と目を光らせてその菓子とウズメの顔を見つめて。

[メイン] 月詠調 : 「…ニンジャ、本当に?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「こ、これ……いいのか!?」

[メイン] 見当ウズメ : 「良いんでござるよ~だめだったらウズメが腹を切ってお詫びするって奴でござる」

[メイン] 月詠調 : 「切腹……侘び寂びだね」

[メイン] ノーラ・ブランドル : クッキーをつまむ。

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「あっ、これおいし~」

[メイン] 樫村 紗名 : 「!? そ、それはダメだ……!
 なんか、やるならえ、えーっと……アレだ!」

[メイン] 月詠調 : 「?」

[メイン] 樫村 紗名 : あたふたと、視線が部屋中に見回って。

[メイン] 樫村 紗名 : 目に付いた、配られたお菓子を、ぱくっ。

[メイン] 夢見 心地 : 「例えば罰ゲーム?」

[メイン] 見当ウズメ : 「罰ゲーム…」

[メイン] 月詠調 : 「バラエティ〜」

[メイン] 樫村 紗名 : 「コイツは悪い事してないから、セップクとかダメだ!
 食った私が受ける!」

[メイン] 樫村 紗名 : もっもっ、口からお菓子のカスを零しながら。

[メイン] 月詠調 : 「えーっと……こう言う時は……」

[メイン] 月詠調 : 「介錯?」

[メイン] 見当ウズメ : 「なるほど?」

[メイン] 月詠調 : チェーンソードを取り出そうと鞄を漁る

[メイン] 夢見 心地 : 「ダメだよ介錯は切腹の後でしょ」

[メイン] 樫村 紗名 : 「なんだそれぇ……!?
 ぶ、物騒じゃないのかぁ!?」
がぁん、と雷が落ちたようなショックを受けて。

[メイン] 見当ウズメ : 「いやあのすっげー痛そうでござるな…」

[メイン] 樫村 紗名 : 「はあ!?えあっ、何やってんだお前……!?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「そ、そういうのはだな……!!!」

[メイン] 月詠調 : ゴソゴソと擦れる音から鉄鎖が擦れる異音が溢れ、研ぎ澄まされた鉛色が見え始め──

[メイン] 月詠調 : 「………」

[メイン] 樫村 紗名 : パチン。
紗名の周囲に、桃色の宝石が光り。

[メイン] 樫村 紗名 : ────《地獄耳》
紗名の”領域”に入った、足音を、全身で感じ。

[メイン] メイプルトリック : 「─────失礼するよ」

[メイン] 樫村 紗名 : 「いけないことだぞ!?
 怒られるから────あ。」

[メイン] 月詠調 : 「あ」

[メイン] メイプルトリック : 応接間に、資料を片手に1人の少女が入ってくる。
その少女は、高校生程度の身長で、あなた達と年齢もさほど変わらない。

[メイン] 月詠調 : チェーンソードを最上段に構えて停止する

[メイン] 見当ウズメ : 「ういうい、よろしくでござるよ~」
《蝙蝠の耳》で聞こえてはいたけどチェーンソーやべえでござるなって思ってリアクションはなかった

[メイン] メイプルトリック : 飄々とした態度で、どーもどーも、と微笑むも。
調のそれを見て。

[メイン] 月詠調 : 鋼は唸り、獲物を求めているかのように猛っていた

[メイン] メイプルトリック : 「……いやぁ、しまおっか」

[メイン] メイプルトリック : にへらとしながら、淡々とそう告げる。

[メイン] 樫村 紗名 : 調の方へと体を向けていたが。
感じたゆるやかな音。そして、入ってきたメイプルトリックを見て。

[メイン] ノーラ・ブランドル : 紅茶でクッキーを流し込み、入ってきた人の方に顔を向ける。

[メイン] 夢見 心地 : 「あっ、どうも~」
入ってきたメイプルに挨拶

[メイン] 月詠調 : 「そう……」

[メイン] 樫村 紗名 : 「あ、危ない事はしちゃだめなんだぞ……!
 ……大切なモノなら、見せたい気持ちもわかるけど」
調にそう言って。

[メイン] 月詠調 : 「ごめんね、介錯は、できない」

[メイン] メイプルトリック : ん、どーもどーもー、と夢見にも、にこりと微笑みつつ。
席に座り、各々の手元へ資料を手渡す。

[メイン] 見当ウズメ : 「かっけーでござるけどねえ…町中出歩くのはちょっち辛めでござる」

[メイン] 樫村 紗名 : 叱られた子どものように、眉をへにゃりと曲がらせながら。
資料を、恐る恐る受け取る。

[メイン] 月詠調 : 鞄の中に─どう見ても容量を無視している事を除けば──滑らかに獲物を収める

[メイン] メイプルトリック : 「いやいや、人殺しになるからそれ……」
あはは、と愛想笑いしながら、ストロー付きの紙パックの牛乳を一口飲みながら。

[メイン] メイプルトリック : コホン、と咳き込み、改めて一同の顔を眺め。

[メイン] メイプルトリック : 「それじゃあ任務説明するね、みんなにはこれから
 Y市各所で、未確認のレネゲイド反応やら、《ワーディング》反応やら…
 無作為に検出されてるわけだから、それの原因を調査してほしい」

[メイン] 樫村 紗名 : ぽふり、音を立てて椅子に座る。
紗名の表情は、打って変わって明るく、キラキラとしたものに。
これから始まる”任務”を、何が始まるのかとワクワクしているのだ。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……?
 それってフツーの事じゃないのか?」

[メイン] メイプルトリック : 紗名の反応を見て、あはは…と笑い。

[メイン] 見当ウズメ : 「んー…普通の事であるかどうかの確認の為でござる…よね?」

[メイン] 樫村 紗名 : 机の端っこを、掴みながら、体を伸ばす。
顔を見上げて、メイプルトリックに見つめる。

[メイン] 樫村 紗名 : 紗名はレネゲイドから生まれた存在、RBである。
そのため、レネゲイドとの距離感がかなり近い。
事件の重大さが、今の説明ではピンと来ていないようで。

[メイン] メイプルトリック : 「いんや、普通じゃないよ
 その理由は、分かるかな?"霧の森の魔女"」

[メイン] メイプルトリック : へらへらとしながら、霧の森の魔女の方へ、ちらりと視線を送る。

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「…?」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 普段は依頼された物品を用意する仕事を主にやっているので、全然見当がつかない。

[メイン] 樫村 紗名 : ん~?と、顎に手を当て目をつむる。
ぐぐぐ、と頭を回転させながら。

[メイン] 樫村 紗名 : 「………あ!」

[メイン] メイプルトリック : お?、と紗名の方へ視線を動かす。
片方の眉を持ちあげながら。

[メイン] 月詠調 : 「…!」

[メイン] 見当ウズメ : 「おおう?」

[メイン] 樫村 紗名 : 何か思いついたように顔を上げる。
しかし、あくまでノーラに聞かれているので口を押えた。

[メイン] メイプルトリック : 「いいよ、言ってごらん」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……!」
その言葉に。
バッテンにした口を恐る恐る開く。

[メイン] 樫村 紗名 : 「えーっとその……日常って奴の中に、レネゲイドが混じると……
 まっすぐにならない!日常が、非日常って奴に変わっちゃうから……えーっと……」

[メイン] 樫村 紗名 : うんうん、と声を上げて唸り。

[メイン] メイプルトリック : その言葉に、にこりと笑い、頷く。

[メイン] メイプルトリック : 「正解」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……つまり、チョーヤバい!?」

[メイン] 月詠調 : 「たぶん、だいたい合ってる」

[メイン] メイプルトリック : 「そーゆーこと、それに一箇所ならともかく……
 不特定多数だ、これはかなり由々しき事態だねぇ……」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「なるほど」

[メイン] ノーラ・ブランドル : なんとなくわかったような、わからないような。

[メイン] 樫村 紗名 : その事実に、だらり、と汗を流す。
正解と言われたため、自分の答えがあっていたことに、胸をなでおろし。

[メイン] 夢見 心地 : 「確かにそれはそうだねえ」

[メイン] 見当ウズメ : 「ほへー」
そもそも日常は真っ直ぐなんでござるかねえ

[メイン] メイプルトリック : 「月詠くんは、さらに言えば……何故、レネゲイドが危険なのか
 そこも分かるかな?」

[メイン] 樫村 紗名 : 他も……そうだそうだ、って言ってるな。
私の考えたフツーは、周りのフツーとは違うらしい。
……むむ、まだまだ知らないことばっかりだ。

[メイン] メイプルトリック : 今回の任務に選ばれたメンバーは、"不慣れな者"が多い。
だからこそ、改めて、前提の認識を揃える必要がある。

[メイン] 樫村 紗名 : くるり、と月詠に背中ごと向けて。

[メイン] メイプルトリック : 紙パックに入ったミルクを、ストローでちゅぅ、と吸いながら。

[メイン] メイプルトリック : 飄々とした、フランクな、リラックスした雰囲気で調を見つめる。

[メイン] 月詠調 : 「……えーっと」
ペラリ、とメモを取り

[メイン] 月詠調 : 「“何を媒介にして感染するか特定できず、さらに感染した際の危険性が高すぎる“……と言われた覚えがあります」

[メイン] メイプルトリック : こくりと頷く。

[メイン] メイプルトリック : 「正解、勉強熱心で助かるよ~」

[メイン] メイプルトリック : にこりと微笑みながら。

[メイン] メイプルトリック : 「私達は"運良く"オーヴァードになっているだけ」

[メイン] 樫村 紗名 : ほへー……と、すらすらと応える彼女に驚いた顔を。
口にクッキーの食べかすを残しながら。

[メイン] メイプルトリック : 「大体50%くらいの確率だったかな?
 覚醒すると、理性を失い、衝動のままに行動するジャームになったり
 或いは体がレネゲイドに適応し切れずに死ぬ」

[メイン] メイプルトリック : 「それがレネゲイドウイルスっていう
 この世界の9割近くの人類が感染している"不治の病"だねぇ」

[メイン] 見当ウズメ : 「意外と低いんでござるねえ」
ウズメきょうだい大体オーヴァードだからびっくり

[メイン] メイプルトリック : こくりと、ウズメに頷きながら。

[メイン] 月詠調 : …いつ聴いても、実感が湧かない程に大規模な話だと、少し思った

[メイン] 樫村 紗名 : 「……!!
 それならやっぱり、ヤバい事じゃん…!?
 普通の人が掛かったら、こわくないか……!?」

[メイン] メイプルトリック : 「そして覚醒のメカニズムはまだ解明されてはいないけど
 既に覚醒したオーヴァード、もしくはジャームによるエフェクトに
 感化され、活性化し、そして覚醒に至る……ってのが、よくあるケースだね」

[メイン] メイプルトリック : 紗名の言葉に頷き。

[メイン] 樫村 紗名 : だらだら。
日常と非日常の落差に、口を堅く結んで。

[メイン] メイプルトリック : 「つまりだ、Y市に野放しになっている、この無数のレネゲイド反応をだ
 このまま放置するとどうなるか……"夢新聞"は、もう分かるよね?」

[メイン] メイプルトリック : にこりと笑う。

[メイン] 夢見 心地 : 「まあジャームだらけになるだろうね」

[メイン] メイプルトリック : 「そういうこと
 平和な"日常"は、あっという間に……ね」

[メイン] メイプルトリック : テーブルの上を、4本指でタタタン、とリズムよく叩きながら。

[メイン] 見当ウズメ : 「…」
やっべ ウズメ複数あるの聞き逃してた はずかちい

[メイン] 樫村 紗名 : ……もしレネゲイドが広まっていったら。
蔵六とか、アイツも私の立派な日常……って奴なんだろう。
だから、もしその手がそこまで伸びたら………

[メイン] 月詠調 : 「……放ってはおけない」

[メイン] 樫村 紗名 : そのリズムに、ハッと顔を上げて。

[メイン] メイプルトリック : 調の言葉に頷く。

[メイン] メイプルトリック : 「そうだ、絶対に止めなきゃいけない
 レネゲイドの秘匿、それが私達UGNの仕事だからね」

[メイン] 樫村 紗名 : 「じゃ、じゃあじゃあ…!」
リズムに対抗するように、バンバン、と机をたたく。

[メイン] メイプルトリック : ん。と、紗名の方を向く。

[メイン] 月詠調 : …少し便乗して、コンコンと机を叩く

[メイン] 樫村 紗名 : 「今すぐにでも向かった方がいいんじゃないか?!
 い、今にでも”私たち”が日常を壊すんなら……!」

[メイン] メイプルトリック : 「そうだ、だけど……要注意事項が1点」

[メイン] メイプルトリック : と、人差し指を立てる。

[メイン] 月詠調 : 「…?」

[メイン] メイプルトリック : 「私達UGNと相反する組織─────FH」

[メイン] 樫村 紗名 : 私たち。
これは”レネゲイド”という物質から生まれた、紗名のレネゲイドの総括である。

[メイン] メイプルトリック : 「テロリストの目撃情報が、Y市の各地で報告されてる
 そんなわけで、いつ戦闘になってもおかしくない、と考えてもいいだろうね」

[メイン] メイプルトリック : 「くれぐれも、注意してね
 みんなも、UGNが守らなくちゃいけない、大切な"人間"だから
 無茶はしないように」

[メイン] メイプルトリック : そう言い告げ、資料を纏め始める。

[メイン] 夢見 心地 : 「は~い」

[メイン] 月詠調 : 「ん……戦闘になっても圧勝する」

[メイン] 月詠調 : 自身あり気に腕をまくり力を込め……細い腕が少し引き締まる 

[メイン] 月詠調 : 筋肉をアピールはできていないようだ…

[メイン] 樫村 紗名 : 「……わかった」
もっもっ、残っていたクッキーを食べ終えて。

[メイン] 見当ウズメ : 「ウズメが言うのもアレでござるけど全員どっかズレてる奴…?」

[メイン] メイプルトリック : 「あ、あはは……まぁでも……そうだね
 今回、目撃されてるFHエージェントは、「ブラック・ポスト」っていう
 情報収集を専門としたセルメンバーで、戦闘に関してはそこまでって
 感じばかりだし、だからこそみんなに任せたっていうのはあるからね」

[メイン] メイプルトリック : 「……まぁ、まぁ」
ウズメの言葉に愛想笑いしつつ。

[メイン] 樫村 紗名 : FH……悪い奴らだ。
なんかこう、私も変な奴扱いするから、あんまり好きじゃない。

[メイン] メイプルトリック : 「オーヴァードは、"日常"が一番だ
 これを失っちゃいけない、だからこそ……みんな、ちゃんと"連携"して
 動くように、いいね?」
そうして、席を立ちあがり、応接間の出入り口へ立つ。

[メイン] 月詠調 : ウズメの呟きを聞き、調は静かな決意を込めた
「(私がこの中では一番のしっかり者、みんなを助けてあげないと……)」
見当違いであると指摘できる者は、今はいない

[メイン] 月詠調 : 「りょうかい、任せて ……ください」

[メイン] 見当ウズメ : 「うーんツッコミ役の予感バリバリ…まあウズメそういうのもよりけり?」

[メイン] メイプルトリック : 手をひらひらとさせ、にこりと笑い
メイプルトリックは応接室から姿を消す。

[メイン] 樫村 紗名 : 「………むむむ
 れんけー。みんなと協力する……わかった!」
元気良く、手を掲げて頷いて。

[メイン] 見当ウズメ : 「ういうい、皆仲良く事件解決でござるよ~」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「よーし!がんばろう!」

[メイン] 月詠調 : 「(やれる事は資料でわかってるから……早く現場に行った方がいい)」

[メイン] 樫村 紗名 : ウズメとノーラに、こくりと頷いて。

[メイン] 月詠調 : そんな事はみんなもわかっているだろう 調はそう思い……

[メイン] 月詠調 : 特に何も言わずに部屋から出ていった

[メイン] 夢見 心地 : 「そんじゃあ今日も張り切って行ってみよう!」

[メイン] 樫村 紗名 : 「それじゃあがんばるぞ!………」
……れんけー、出来てなくないか?
ちらり、調を見てそう思ったが。

[メイン] 樫村 紗名 : 「おー!!!」
多分アイツなりに、頑張ってるんだろう!
そのまま、ぱっぱとクッキーやらなにやらを片づけて。

[メイン] 夢見 心地 : 《完全演技》でトップダンサーのぬるついた移動を模倣して扉から出ていく

[メイン] 樫村 紗名 : そのまま、負けていられないと。
先ほど思った事も忘れて、部屋をバタバタと駆けて行った。

[メイン] 見当ウズメ : 「…………」

[メイン] 見当ウズメ : 「ええ…」
統一感…皆無でござるなあ…

[メイン] 見当ウズメ : 「…まま、ノーラ殿も追いつくでござるよ~ウズメ殿(しんがり)~」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「うん。なにか必要なものがあるのなら言ってね」
「すぐに用意するよ」

[メイン] ノーラ・ブランドル : ウズメの後に続いて退室する。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・Y市の各所で検出されているレネゲイド反応について
 <情報:UGN><知識:レネゲイド>、難易度8。

・FHセル「ブラック・ポスト」について
 <情報:UGN><情報:FH>、難易度8。

[メイン] GM :  

[メイン] 見当ウズメ : middle:「ふんわりふわふわ…でござる?」登場:任意

[メイン] 見当ウズメ : 52+1d10 登場/リザレクト (52+1D10) > 52+10[10] > 62

[メイン] system : [ 見当ウズメ ] 侵蝕率 : 52 → 62

[メイン] 樫村 紗名 : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+5[5] > 49

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] 侵蝕率 : 44 → 49

[メイン] 月詠調 : 33+1d10 登場/リザレクト (33+1D10) > 33+6[6] > 39

[メイン] system : [ 月詠調 ] 侵蝕率 : 33 → 39

[メイン] 見当ウズメ :  Y市の各所で検出されているレネゲイド反応について 情報UGNで行くでござる

[メイン] 見当ウズメ : (1+0)dx+1>=8 (1DX10+1>=8) > 4[4]+1 > 5 > 失敗

[メイン] 月詠調 : 🌈

[メイン] 見当ウズメ : 財産点3つ消費~

[メイン] 樫村 紗名 :

[メイン] 月詠調 : !!

[メイン] system : [ 見当ウズメ ] 財産P : 11 → 8

[メイン] 月詠調 : やっぱり財産は強い

[メイン] GM : いいだろう

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・Y市の各所で検出されているレネゲイド反応について
 様々なシンドロームのレネゲイドが検出される中、オルクスのイージーエフェクト《透明存在》に似た成分のレネゲイド反応が多く検出されている。
 そして、FHセル「ブラック・ポスト」に所属するエージェントが、この《透明存在》等を行使して逃げる"何者か"を追っているように見えるだろう。
 その仮説が正しいものであるとみなした場合、所属セルのエージェント総動員で追っているこの"何者か"は、非常に高い隠密能力を有していることが考えられる。
 そのため、UGNもこの者を追跡する場合も、より本腰を入れる必要があるだろう。

[メイン] GM :  

[メイン2] system : [ 夢見 心地 ] 侵蝕率 : 46 → 47

[メイン2] system : [ ノーラ・ブランドル ] 侵蝕率 : 37 → 44

[メイン] 見当ウズメ : ほほうほほう?ステルスって奴でござるか?

[雑談] system : [ 夢見 心地 ] 侵蝕率 : 47 → 53

[メイン] 見当ウズメ : 一旦これで取れそうな情報もなさげー そんなわけで

[メイン] 見当ウズメ : 人目の無い建物の影を飛び回って

[メイン] 見当ウズメ : 「やっほー」
待っていた二人の前にシュタンと降り立った

[メイン] 月詠調 : 「お疲れ様、はい、昆布茶」
ペットボトルを投げ渡す

[メイン] 樫村 紗名 : 「おう!お疲れ様だ!」
手をぶんぶんと、大きく振りながら。

[メイン] 樫村 紗名 : 片手には端末が握られている。
これは情報が見終えたから、ではなく。ただ操作方法がわからないのだ。

[メイン] 見当ウズメ : 「どーもでござるよ~」
昆布茶ごくごく

[メイン] 見当ウズメ : 「…あり」
情報自体は送ったんでござるが…?

[メイン] 月詠調 : 「えーっと」

[メイン] 見当ウズメ : 「あ、あーえー…」

[メイン] 見当ウズメ : 「かくかくしかじか!」
端末の使い方!

[メイン] 樫村 紗名 : 「………な、なんだよ……そんな目で見て
 け、けっして…わからないとか、そういうのではないぞ!?」
二人の目線を受けて、紗名は一歩二歩、後ずさって。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……!」

[メイン] 月詠調 : 「しかくいむーぶ」

[メイン] 樫村 紗名 : こくこく、と頷き。
言われた通りに端末を操作する。紗名は世間知らずであった。

[メイン] 樫村 紗名 : そうして、情報の端から端を見渡して。

[メイン] 樫村 紗名 : 「………これ、鬼ごっことかしてるわけじゃないんだよな
 ただ逃げてるなら……なんか、こう……大変じゃないか!?コイツ!」

[メイン] 樫村 紗名 : 端末の、”何者か”という所を指さしながら。
わたわたと、彼女の考えを話し始めて。

[メイン] 見当ウズメ : 「まあ結構本気で取り組んでる逃走って感じでござるね」
情報専門のセルから逃げ回れてる時点で凄腕でござるなー

[メイン] 月詠調 : 「……感覚で見つけるのはほぼ無理そう」

[メイン] 月詠調 : どんな理由で逃げているのか、まず気にかかるのはそこだけど……

[メイン] 樫村 紗名 : 「……むーん。
 ウズメはニンジャとか聞いたし
 やっぱり……隠れる人を見つけるのは、難しいのか?」

[メイン] 見当ウズメ : 「んーウズメ一人だとこれ以上は正直むずかちい。」

[メイン] 月詠調 : 「ニンジャ……やっぱりニンジャなんだ…」

[メイン] 見当ウズメ : 「これかなり凄腕故、あ、ウズメ今更だけど忍者じゃなくて忍者マニアでござる」

[メイン] 見当ウズメ : 「実際の忍者はもっとすごいんでござるよー?今の事件もパパっと解決しちゃうでござる」

[メイン] 樫村 紗名 : ……逃げる何者か。
これはもしかすれば……FHの悪い奴らに、追いかけられてる誰かなのかも。
────昔の私みたいに。

[メイン] 樫村 紗名 : そうだったのか、と手を軽く叩く。

[メイン] 月詠調 : 「なにかわかったの?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「じゃあじゃあ……ニンジャマニアのウズメは、これ以上わからないと思ったんだな ……む!」

[メイン] 樫村 紗名 : くるりと、調の方へと顔を向ける。

[メイン] 樫村 紗名 : 「気になっただけだ!
 コイツが何も悪い事してなくて、でも追いかけられてるかもって思ったからだ!」

[メイン] 樫村 紗名 : 腰に手を当てながら、ふんすと鼻息を荒くしてそう言う。

[メイン] 月詠調 : 「………うん、じゃあ、もしもそうだったら、どうしたい?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「ソイツの事を知る!」

[メイン] 樫村 紗名 : 「知らないことは知るべきだ!」

[メイン] 月詠調 : 「うんうん、そして?」

[メイン] 樫村 紗名 : ……うえ、と言葉が詰まる。
調の発する言葉に、ずいと一歩後ずさり。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……わからん!……その時にならないと、わからん!
 けど、多分……話してみたい、と思う!」

[メイン] 月詠調 : 「……うん、なるほど」
「考えなし、だけど、とっても優しい答えだね」

[メイン] 樫村 紗名 : 生まれたばっかりで、私は知らないことだらけ。
だからこそ、知らない何かを埋めていきたい。

[メイン] 樫村 紗名 : 「む」

[メイン] 見当ウズメ : 「まあまあ、それで上手く行く時もあるでござるから」
このFHセル中々やばげでござるなあ…と向こうのグループからの情報を横目で見つつ

[メイン] 樫村 紗名 : 「……それじゃあ、お前らはどうなんだよ!どうしたいんだ?」
下がっていた一歩を、前に進まして。

[メイン] 月詠調 : 「……私?」

[メイン] 樫村 紗名 : ちらり、二人の方を見ながら。

[メイン] 樫村 紗名 : こくり、と頷く。

[メイン] 見当ウズメ : 「んーんー…」
これ下手にUGN側が確保に成功しちゃうのもまずいと思うんでござるよなあ

[メイン] 見当ウズメ : 所在がUGNにあるって情報が確定しちゃうのがまずあじ。向こうは情報特化セルで…小競り合いでまだ済みそうな奴が支部対セルになっちゃうとちょっち規模が…

[メイン] 見当ウズメ : 「…じゃあウズメもお話したいでござる~!」
まあ保留で対人安定策で行くでござるかあ

[メイン] 月詠調 : ……言われてみれば、大した考えは無い

[メイン] 月詠調 : ここは取り敢えず便乗しておこうか、と少し姑息な考えをした後……

[メイン] 樫村 紗名 : ウズメの言葉にやっぱり!と。
自信満々に、胸を張って。

[メイン] 月詠調 : 「……特にいい考えは浮かばないね」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……そうか!ふむふむ」

[メイン] 樫村 紗名 : 何かを納得したかのように、こくりと頷き。

[メイン] 樫村 紗名 : 「つまりお前も知らない、という事だな!」

[メイン] 樫村 紗名 : ぴし、と調に指を突き付ける。

[メイン] 月詠調 : 「……まあ、そうなる」

[メイン] 樫村 紗名 : ニカっと笑い。

[メイン] 樫村 紗名 : 「なら、知らないなら知る事にトライするのがいい気がする!」

[メイン] 樫村 紗名 : そこは同じだ、とこくこく頷いている。

[メイン] 見当ウズメ : 「仲良しー」
にこにこしてる

[メイン] 月詠調 : 「……うん、いい考えだと、思う」

[メイン] 樫村 紗名 : じゃあじゃあ!と、ごそごそとポケットを探る。

[メイン] 樫村 紗名 : 中から取り出したのは、情報端末。
使い方はさっき教えてもらったからバッチリだ。

[メイン] 月詠調 : 「!」

[メイン] 樫村 紗名 : 「じゃあ早速コイツの居場所に向かえばいいな!」
と、情報端末を見ながら、歩き出す。

[メイン] 樫村 紗名 : 勿論、”誰か”の場所はわかっていない。

[メイン] 樫村 紗名 : 紗名はソイツの事を知るなら、直接聞けばいいと思って歩き出した。
透明存在なので、会えるわけはないが。
そのため明後日の方向に歩いて言っている。

[メイン] 見当ウズメ : 「………」
あり?感知系のエフェクトとか無かったり?

[メイン] 見当ウズメ : 「……………」
取り敢えずついていってるんでござるけどこういう時どうするんでござるかね…?

[メイン] 月詠調 : 「……ねえ、紗名、これからどうするの?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「え?」

[メイン] 樫村 紗名 : ぴたっ。足が止まる。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……会いに行けばいいと思って、それで……」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……あ、アイツ透明じゃないか!!!
 会って話、出来ないぞ!?」

[メイン] 月詠調 : 「……」

[メイン] 月詠調 : じーっと見つめる

[メイン] 見当ウズメ : 「あっマジで気づいてなかったり?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「…………」

[メイン] 月詠調 : 「じー……」

[メイン] 見当ウズメ : 「…じゃあじー……」
月詠を

[メイン] 樫村 紗名 : 視線が刺さるように、向けられて。
顔を茹蛸みたいに真っ赤にする。

[メイン] 月詠調 : 「……?」
ウズメを見つめ返す

[メイン] 見当ウズメ : 「ほい視線誘導」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……うるさいうるさい!
 それならこれだ!端末!これでやればいいだろ!」

[メイン] 見当ウズメ : 「ういうい、お話一旦仕切り直しでござるね」

[メイン] 樫村 紗名 : ぶんぶん、端末を持った腕を強く振って。

[メイン] 見当ウズメ : 「ま、本体が見えないのなら…本体が動く場所とかそういう見えている部分から見てくのが良さげ?」

[メイン] 月詠調 : 「そうだね、まずはわかりやすい所から」

[メイン] 樫村 紗名 : むー、と口を鋭く尖らせる。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……後は……ソイツが何をしたいのか、とかもだな」

[メイン] 見当ウズメ : 「ほほう?」

[メイン] 月詠調 : 「つまり…?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「だって、悪い奴に追いかけられてるんだろ?
 それなら、私なら、ムカつくし!」

[メイン] 樫村 紗名 : じたばた、自分のことのように地団太を踏んで。

[メイン2] system : [ ノーラ・ブランドル ] 侵蝕率 : 44 → 47

[メイン] 見当ウズメ : 「なるほど?樫村殿は良い子でござるなー」

[メイン] 樫村 紗名 : 「でも、理由があるなら、納得するかもしれない!
 納得できない事かもしれない!だから、知ってみるんだ!」

[メイン] 樫村 紗名 : な、なんだそれ…!?と、目を白黒とさせる。
なぜいい子と言われたかは、わからないままのようで。

[メイン] 見当ウズメ : 「まあ気にしないでだいじょびだいじょび」
「そのままおっきくなって欲しいでござるなあ」

[メイン] 月詠調 : 「うん、そうだね」

[メイン] 樫村 紗名 : 「ぅ、ぅう……いいから調べるんだ!
 それでいいだろ!」
耳を、赤く灯しながら。
ぎゅうう、と端末を握りしめて。

[メイン] 月詠調 : 「それじゃあ、頑張ってみよう」

[メイン] 見当ウズメ : 「ふれーふれーでござる!」

[メイン] 樫村 紗名 : 顔を背けるように、端末をのぞき込む。

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 : ・FHエージェント「ブラインド・スポット」の離反理由について
 <情報:UGN><情報:FH>、難易度11。

[メイン] 樫村 紗名 : これ

[メイン] 樫村 紗名 : 情報UGNで判定

[メイン] 樫村 紗名 : (4+0)dx+2=>11 (4DX10+2>=11) > 10[2,3,4,10]+10[10]+5[5]+2 > 27 > 成功

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・FHエージェント「ブラインド・スポット」の離反理由について
 本任務中にて、別部隊が捕らえた「ブラック・ポスト」所属のFHエージェントの証言によると
 「ブラインド・スポット」は「ブラック・ポスト」の、上層部しか知ることが許されない、顧客に纏わる機密情報を盗んだようだ。
 情報は命であり、そしてオーヴァードであれ何であれ、知ってしまった者の口が絶対に固く閉ざされる保証は無い、というセルの方針から、機密情報を無断で得たエージェントは殺害される掟となっている。
 「ブラインド・スポット」の特徴は、青白い短髪と、小さな身長の、中学生相当の少女だそうだ。
 また、黒い鳥を侍らせており、その存在が、彼女の姿をより希薄にしているのだそうだ。
 彼女の出没地は、予測はほぼ不可能であるが、体力の疲弊、およびエフェクト使用の限界もあるため、長時間かけることで見つけ出すこと自体は可能であるとされている。
※「FHエージェント「ブラインド・スポット」の居場所について」の難易度-10。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・FHエージェント「ブラインド・スポット」の居場所について
 <知覚>、難易度35。
     ↓
 <知覚>、難易度15。

[メイン] GM :  

[メイン] 樫村 紗名 : たっ……たっ……
ぎこちない手つきで、端末に指を滑らせていき。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……こ、これで大丈夫…だろう!」

[メイン] 月詠調 : 「よくできました」

[メイン] 樫村 紗名 : 情報を全員に送る。
道中、ブラインドスポットについての情報もまた受け取り。

[メイン] 月詠調 : 買っておいたどら焼きを差し出す

[メイン] 見当ウズメ : 「お手柄でござるー!」
ぱちぱち

[メイン] 樫村 紗名 : 「むう……褒められて喜ぶほど、子どもではないぞ!」

[メイン] 樫村 紗名 : そうは言うが、照れたように顔を赤くし。
感謝を述べながら、どら焼きに口を伸ばしている。

[メイン] 樫村 紗名 : 「んぐ、もぐもぐ……ほれで
 コイツは……情報を盗んだ……んだよな」

[メイン] 樫村 紗名 : 次々に食べているせいか、ほっぺをリスのように膨らませて。

[メイン] 月詠調 : 「そうだね、しかも掟をわざわざ破って」

[メイン] 見当ウズメ : 「アナーキーでござるなあ」

[メイン] 樫村 紗名 : 「………だよな、むう……」
ごっくん、と噛み切って飲み込み。

[メイン] 樫村 紗名 : 「私はコイツの事が気になる、って思ったが
 コイツは悪い奴とはいえ、大切なモノを盗んだんだろ?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「それなら……コイツも悪い奴なのか?」

[メイン] 樫村 紗名 : 眉をへし曲げながら、二人に顔を向ける。

[メイン] 月詠調 : 「……ハッキリは言えないけど、怪しいかな」

[メイン] 月詠調 : もしも、この行動が義による物であれば、一人で逃げ続けずUGNに駆け込めば良い
なのに、それをしないという事は……

[メイン] 見当ウズメ : 「…………んー」
これ手にした情報だけ抜き取ってバイバイとか…流石に言い出さないしやらんでござるけど
それもバレるでござるだろうし

[メイン] 樫村 紗名 : ……悪い奴の妨害をしたなら、いい事なのか?
んでも、盗むことは良くないってことだから。
じゃあ、やっぱり悪い事?

[メイン] 樫村 紗名 : わからん。さっぱりだ。

[メイン] 月詠調 : …いや、UGNにも、関わってるのかも?
「うーん、うーん……」

[メイン] 見当ウズメ : 「本人が意図してやったんなら悪い事でござるね」
《無音の空間》
音も無く月詠の分のどら焼きが手元にある

[メイン] 見当ウズメ : 「こんな感じで」

[メイン] 樫村 紗名 : ぱちぱち、と目を瞬かせる。

[メイン] 月詠調 : 「わ、すごい」

[メイン] 樫村 紗名 : その瞬間、二人の唸る声は一瞬掻き消えた。
……え、今何が起こったんだ?

[メイン] 樫村 紗名 : 「……そんな感じ……
 え、じゃあもしかしてお前……!!」

[メイン] 樫村 紗名 : 「盗んだのか!?」

[メイン] 見当ウズメ : 「……………」

[メイン] 樫村 紗名 : 口をわなわなと震わせながら。

[メイン] 見当ウズメ : 「いやん」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……ほへ?」

[メイン] 月詠調 : 「……欲しいのなら、言ってくれればいいのに」

[メイン] 見当ウズメ : 「あーいや、そら怒るでござるよね?盗まれたらっていうお手本を見せようとした感じの奴でござるよ」

[メイン] 見当ウズメ : 「…日和っちった…」

[メイン] 月詠調 : 「あ、え、えーっと……」

[メイン] 見当ウズメ : 「取り敢えず返却しつつ…」
どら焼きが手渡されて

[メイン] 月詠調 : 「怒った〜……怒るの止めた〜」
どら焼きが目の前に置かれ演技もトンボ切れ

[メイン] 樫村 紗名 : はっ!
なるほど、と頷いて。

[メイン] 見当ウズメ : 「ぐっだぐだでござるな~…」

[メイン] 樫村 紗名 : 「むー……
 じゃあやっぱり、ニンジャとかでもしない、悪い事……なんだろ?
 でも盗んだ奴が悪い奴なら……むぅん。」

[メイン] 樫村 紗名 : 頭をガシガシ、と無造作に書いて。

[メイン] 見当ウズメ : 「んー…」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……モシャモシャする!」

[メイン] 見当ウズメ : 「そうでござる、本人がやったなら悪い事でござる…けど」

[メイン] 樫村 紗名 : じっと、頭を上げてウズメを見る。

[メイン] 見当ウズメ : 「…例えば今のウズメが盗んだ間に…」

[メイン] 見当ウズメ : 「樫村殿のポケットにどら焼き入ってたとかだとどうなるでござる?」

[メイン] 月詠調 : 「……冤罪」

[メイン] 樫村 紗名 : 「えっ、あー……
 ……私が盗んだことになる?」

[メイン] 見当ウズメ : 「ずばりばり」

[メイン] 樫村 紗名 : ぱんぱん、と自分のポケットを叩きながら。

[メイン] 見当ウズメ : 「で、話を最初に戻すでござるが…樫村殿はお話したい…ならば」

[メイン] 見当ウズメ : 「えー………」

[メイン] 見当ウズメ : 「尋問?」
肝心な時にポンコツであった

[メイン] 月詠調 : 「……それは、たぶんちがう」

[メイン] 樫村 紗名 : 「………?」
首を傾げて、調の方を見る。

[メイン] 月詠調 : 「……まず、相手を見つけないといけないのと」

[メイン] 月詠調 : 「相手が、話したいと思うか、話せるか」
「これも、確かめておかないといけないね」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……そんな感じになるのか?」
と、ウズメへと目を送る。

[メイン] 見当ウズメ : 「えっあっ」

[メイン] 見当ウズメ : 「…ござる」
ちっちゃい声で

[メイン] 樫村 紗名 : ふむ!と、頬に手を添えて。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……!なるほど……!!
 そうか、二人とも凄いな!」

[メイン] 樫村 紗名 : 目をキラキラと輝かせて、その光を二人に向ける。

[メイン] 月詠調 : 「ま、眩い……」

[メイン] 樫村 紗名 : 「私が知りたいといったなら、そうするべきだよな!
 そうか、その通りだ!」

[メイン] 樫村 紗名 : こくこく、と頷き。

[メイン] 見当ウズメ : 「ういうい、納得…行ったでござる?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「いった!出来た!」

[メイン] 樫村 紗名 : にこっと笑い。

[メイン] 樫村 紗名 : 「よし!そうと決まればさっそく向かえばいいな!
 まだまだ、知らないことばっかなんだし!」

[メイン] 月詠調 : おー、と手を挙げる

[メイン] 見当ウズメ : 「にょほほ、良い感じの方に行けば良いでござるね」

[メイン] 樫村 紗名 : 行くぞ!お前ら!と、意気揚々とあしを進めていく。
今度こそは、道を間違えないように…と。

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 月詠調 : FHエージェント「ブラインド・スポット」の居場所について

[メイン] 月詠調 : 3dx (3DX10) > 7[3,6,7] > 7

[メイン] 樫村 紗名 : 《妖精の手》

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] 侵蝕率 : 49 → 53

[メイン] 月詠調 : うわあり!

[メイン] 樫村 紗名 : 私はなんでも出来るからな
この程度ならおちゃのこさいさいだ!

[メイン] 月詠調 : 1dx+10 (1DX10+10) > 4[4]+10 > 14

[メイン] 月詠調 : ……ロイス作ってタイタスするね

[メイン] 樫村 紗名 : 《妖精の輪》

[メイン] 月詠調 : !!

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] 侵蝕率 : 53 → 57

[メイン] 樫村 紗名 : ほい

[メイン] 月詠調 : ありがとう…!ありがとう…!

[メイン] 月詠調 : 1dx+20 (1DX10+20) > 9[9]+20 > 29

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・FHエージェント「ブラインド・スポット」の居場所について
 廃校舎として残っている跡地に、《透明存在》等のエフェクトの痕跡が続いている。
 この場所に、「ブラインド・スポット」がいる可能性が高い。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : trigger『Chace trace』 登場:全員

[メイン] 樫村 紗名 : 57+1d10 登場/リザレクト (57+1D10) > 57+7[7] > 64

[メイン] 夢見 心地 : 53+1d10 登場/リザレクト (53+1D10) > 53+4[4] > 57

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] 侵蝕率 : 57 → 64

[メイン] system : [ 夢見 心地 ] ロイス : 2 → 3

[メイン] system : [ 夢見 心地 ] 侵蝕率 : 53 → 57

[メイン] system : [ 夢見 心地 ] ロイス : 3 → 2

[メイン] 月詠調 : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+4[4] > 43

[メイン] system : [ 月詠調 ] 侵蝕率 : 39 → 43

[メイン] ノーラ・ブランドル : 47+1d10 登場/リザレクト (47+1D10) > 47+10[10] > 57

[メイン] 見当ウズメ : 62+1d10 登場/リザレクト (62+1D10) > 62+6[6] > 68

[メイン] system : [ ノーラ・ブランドル ] 侵蝕率 : 47 → 57

[メイン] system : [ 見当ウズメ ] 侵蝕率 : 62 → 68

[メイン] system : [ 見当ウズメ ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 古びた校舎の中、軋む木の板を鳴らしながら、あなた達は奥へ進んでいくと。

[メイン] ブラインド・スポット : 教室内に、頭から赤い血を流しながら、壁に寄りかかり項垂れる、青白い短髪の少女がいた。

[メイン] GM : 瞼は閉じており、どうやら意識を失っているようだ。また、黒い鳥が、少女の頭に止まっており、あなた達をじっと見つめている。

[メイン] 樫村 紗名 : 「………!?」

[メイン] 月詠調 : 「……見つけた、けど、怪我をしてる」

[メイン] 月詠調 : 「どうする?」

[メイン] 樫村 紗名 : 何かを発するか前に、だっと彼女に駆け寄る。

[メイン] 夢見 心地 : 紗名の様子を見てこちらも駆け寄る

[メイン] 月詠調 : 「……早い」

[メイン] 樫村 紗名 : 項垂れる彼女に合わせるように、しゃがんで。
彼女の腕を、ぎゅっと掴む。……暖かい、けど…!

[メイン] ブラインド・スポット : 紗名が、ブラインド・スポットの手を触れたことで
ぴくりと、その腕が動き。

[メイン] ブラインド・スポット : 「……ん……んん……」

[メイン] 樫村 紗名 : はっ、と我に返る。
私…何も出来ないんじゃないか!?

[メイン] 樫村 紗名 : 「え、あ……こういうのってどうすればいいんだ!?
 の、ノーラとか救急箱とか持ってないの…… ……あ。」

[メイン] ブラインド・スポット : 重たい瞼を開け、そして目の前にいる少女を見つめ。
とっさに、目を見開く。

[メイン] 夢見 心地 : 「待って、意識があるみたい」

[メイン] ブラインド・スポット : バッ、と紗名の体を小さな体で突き飛ばし
壁を沿いながら、傷だらけの体で、距離を離していく。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……!」
夢見、ブラインドの反応を見て頷く────が。

[メイン] ブラインド・スポット : 「はぁ……はぁ……危、ない……
 ………捕まらない、から……私、は……」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……がっ!?うげ」
ごつん、といい音を立てて、頭を壁にぶつける。

[メイン] ブラインド・スポット : ぽた、ぽた、と
古びた木の板の床に、血痕が残りつつ。

[メイン] 夢見 心地 : 「あ~、どうしよう警戒されてるね…」

[メイン] 樫村 紗名 : ひりひり、と頭のてっぺんが熱くなっているのを感じて。

[メイン] 月詠調 : 「……抵抗は、しないで欲しい。 お互いに望んでない結果が起こる」

[メイン] 樫村 紗名 : 「な、なにするんだよ!?痛かったじゃないか!!
 ……それに!」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……お前も怪我してるじゃないか!」

[メイン] ブラインド・スポット : 「………どうせ捕まったら、私は……殺されるんでしょ……?」

[メイン] 樫村 紗名 : ひりひりとした頭をさすりながら、ゆっくりと起き上がる。

[メイン] 夢見 心地 : 「…殺す?なんで?」

[メイン] 月詠調 : 「……誤解があるみたい」

[メイン] 月詠調 : 「紗名、教えてあげて」

[メイン] ブラインド・スポット : そう言い、ブラインド・スポットは、瀕死の体を起こし
キーンナイフを手にする。
その刃を、あなた達へ向けながら。

[メイン] 樫村 紗名 : 「するか!」

[メイン] 樫村 紗名 : 調に頷いて。

[メイン] ブラインド・スポット : 「…………………」

[メイン] ブラインド・スポット : 目を細めながら、あなた達を見つめる。

[メイン] 樫村 紗名 : 「だいたい、お前に突き飛ばされて頭が痛いんだぞ!
 何かするならもうやってる!」

[メイン] 樫村 紗名 : ぷくー、っと不満げに頬を膨らませ。

[メイン] ブラインド・スポット : 「………それなら……何をしに来たの……
 ……ブラック・ポストの追手じゃ、ないっていうの……?
 それならなおさら……何者なの……?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「私たちはUGNだ、だが……お前に敵意があるわけじゃない!」

[メイン] 樫村 紗名 : びしり、とブラインドに指を突き付ける。

[メイン] ブラインド・スポット : UGN……と、ぽつりと呟き。
眉間に皺を寄せる。紗名の突きつけた人差し指を見つめながら。

[メイン] ブラインド・スポット : 「……なら、敵対組織じゃない……
 ………私のことも、当然調べてるのよね」

[メイン] GM : ブラインド・スポットの頭上に止まる、一羽の黒い鳥が
バサバサと羽搏く。

[メイン] 樫村 紗名 : 「知ってる!
 その鳥は知らんが、なんか大切なモノを盗んだんだろ?」

[メイン] ブラインド・スポット : 「…………命令だからね……」

[メイン] 樫村 紗名 : バサバサと音を鳴らす鳥に、びくっと体を震わせて。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……命令?なんだそりゃ」

[メイン] ブラインド・スポット : 「…………」

[メイン] 夢見 心地 : 「でも、さっきブラック・ポストの追手って言ってたよね?」
「もしかして貴方は今ブラック・ポスト…もといFHと敵対してるんじゃないの?」

[メイン] ブラインド・スポット : 「………ええ、そうよ」

[メイン] 樫村 紗名 : ン、と心地に目を向けて。

[メイン] 夢見 心地 : 「なら、もしかしたら助けられるかもしれない、」
「だから話してほしいんだ、色々」

[メイン] 見当ウズメ : 「んー別のセルのスパイ的な?」
ウズメの姿は無い 声だけが聞こえる

[メイン] ブラインド・スポット : 「……………………」

[メイン] 樫村 紗名 : そしてまた、じぃっとブラインドに目を向けて。

[メイン] ブラインド・スポット : 「……私は、その言葉を信じることが……できない……
 ………だって、私はもう……居場所が、ないんだから……」

[メイン] ブラインド・スポット : 視線を落としながら。

[メイン] 月詠調 : 「……どういう事?」

[その他] system : [ ノーラ・ブランドル ] 財産P : 66 → 64

[メイン] ブラインド・スポット : 「……私は……ブラック・ポストの命令で、UGNが管理に置いている遺産を
 調査して……その際に私は─────この遺産」
視線を、自身の頭上に向け。

[メイン] ブラインド・スポット : 「─────夜の小鳥と、契約してしまった
 ……不可抗力だった……これが、私を……大きく狂わせた……」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……夜の、小鳥……
 ……なんか、聞いたことある……」
と、小さく呟き。

[メイン] 夢見 心地 : 「夜の小鳥…」

[メイン] 月詠調 : 「……心地、知ってる?」

[メイン] ブラインド・スポット : 「…………UGNだったら知ってるでしょ、この遺産」

[メイン] 樫村 紗名 : ブラインドにこくり、と頷く。
RB、EXレネゲイド、そして遺産……そう言った”非日常”は織り込み済みだ。

[メイン] 見当ウズメ : 「ウズメはわからんちん…」

[メイン] 夢見 心地 : 「……夜の小鳥、所有者は見えない相手を見る力と見えなくなる力を持つ…」
「そしてその代償は…」

[メイン] 夢見 心地 : 「”盗みの奨励”」

[メイン] 樫村 紗名 : 「………!」

[メイン] ブラインド・スポット : 「………ええ、そうよ」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……脳内に、ずっと……ずっと、ずっと、ずっと」

[メイン] ブラインド・スポット : 「ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと……」

[メイン] 月詠調 : 「……」

[メイン] 樫村 紗名 : 知ってはいた。
だが、それでもその言葉を前にして唾を飲み込む。

[メイン] ブラインド・スポット : 「……この鳥が、うるさく囁くの……
 ………ブラック・ポストの、機密情報を盗め……って」

[メイン] 月詠調 : 理由が、わかった
彼女が突発的に情報を盗んでしまった理由も、UGNに来るのを躊躇う訳も

[メイン] 夢見 心地 : 「それでブラック・ポストから離反を…」

[メイン] 樫村 紗名 : 盗みを推奨する……
いわば、”悪い事”をしなくてはならないと五月蠅く響かせられるわけ、だ。

[メイン] 月詠調 : ……これは、どうしたらいいのか
どうしたら良かったのだろう?

[メイン] 月詠調 : 「……大変、だったね」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……今となっては、べらべら話しても構わないものだけどね……
 ……大手FHセルや、ギルド、鴻央会との連絡網に纏わる重要な情報
 果てには─────リエゾンロードにも、繋がり得る情報」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……………」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……それで、盗んだのか……」

[メイン] ブラインド・スポット : 調の言葉に、バツの悪い表情を作りながら。

[メイン] 樫村 紗名 : じぃっと、ブラインドを見つめたまま。

[メイン] ブラインド・スポット : 「………ええ……そして、盗んだら、コイツは鳴き止んだ」

[メイン] 見当ウズメ : 「ほへー…」
尚更出入り口の監視を続行する
すっごい厄ネタ 追手とか何時来てもおかしくないでござる

[メイン] ブラインド・スポット : 頭上の鳥を、じっと見つめながら。

[メイン] ブラインド・スポット : 「……そして私は─────居場所を失った」

[メイン] 月詠調 : 「……」

[メイン] ブラインド・スポット : 「情報収集専門セル「ブラック・ポスト」は……こうした機密情報は
 一部の者しか知ってはならない
 ……私みたいな、下っ端が知ってはいけない」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……だから私は……もう………」

[メイン] 夢見 心地 : 「……」

[メイン] 樫村 紗名 : 「む、むう……!」

[メイン] ブラインド・スポット : キーンナイフを握る力が、強くなる。
表情をより険しくさせながら。

[メイン] 樫村 紗名 : 「そ、そんなに……そこが大事なのか!?
 だって、FHって悪い奴なんだろ!?」

[メイン] ブラインド・スポット : 「…………別に……」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……でも、UGNだって信頼できない」

[メイン] ブラインド・スポット : 「だって私はもう─────UGNの敵だから
 "罪人"だから」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……鴻央会にも、ギルドにも……どこにも逃げられない……
 ………はは、だから私はもう……ずっと、逃げるしかない」

[メイン] 樫村 紗名 : 「…………ぐっ」
FHから抜け出したとはいえ、FHエージェントの一員。
盗人として、他者から見られる……というわけで。

[メイン] 月詠調 : ……この状態だと、ジャームでなければメリットを優先して受け入れるだろう などと正論を吐いても、おそらく意味はない

[メイン] 月詠調 : では、彼女を理解して癒す必要があるけれど……
私は……気が散っている

[メイン] 樫村 紗名 : つかつか、とブラインドの間を狭めていく。

[メイン] 月詠調 : 「えっ」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……盗みは、私が思うに、悪い事だ
 まっすぐじゃない、と考えてる」

[メイン] ブラインド・スポット : 紗名の足元に、ナイフが投擲される。
窓辺から差し込まれる光が、床に突き刺さる刃に反射する。

[メイン] ブラインド・スポット : 「……近づかないでって、言った」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……お前はどうなんだ!……っ!?」

[メイン] ブラインド・スポット : 「………………」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……そんなの、当たり前じゃない
 盗みが良いことなわけないじゃない」

[メイン] 樫村 紗名 : カツン、と足元に刺さり。
それが数センチでもズレていれば、紗名に刺さったのだろう。
床すらも貫通するナイフが。

[メイン] 樫村 紗名 : たらり、と冷や汗を流しながら。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……じゃあ、そうだろ!?
 なんでお前はFHにいたんだよ!悪い奴らじゃないか!」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……………」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……アンタに、関係ある話?」

[メイン] ブラインド・スポット : 紗名を、じっと睨むように、目を細める。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……う、ぅうう~~……」

[メイン] 樫村 紗名 : 蛇に睨まれた蛙のように、身を縮める。
きゅっと、体を小さくするが。

[メイン] 月詠調 : 「……頑張って、多分だけれど、これはあなたにしかできないから」

[メイン] 樫村 紗名 : う。調の言葉に、ぴくりと体を伸ばして。

[メイン] 月詠調 : 周囲を警戒しながらも、小さな声を送る

[メイン] 樫村 紗名 : 「……ない!
 ないけど……気になる!」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……は?」

[メイン] 見当ウズメ : 「………」
ええ…って声が出そうになった

[メイン] 樫村 紗名 : 「だって、私とお前は別人だから
 どうやっても、私とは関係ない」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……ないはずなんだ、だけど!」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……いや、UGNって……日常守るのが仕事だとか……
 あと、レネゲイドの秘匿もでしょ、じゃあ私、敵じゃん」

[メイン] ブラインド・スポット : 「関係ないどころじゃない
 関係は、ある」

[メイン] ブラインド・スポット : 「─────敵同士、でしょ?」

[メイン] ブラインド・スポット : 紗名の後ろにいる面々にも、目を細めながら。

[メイン] 月詠調 : 目を少し逸らす

[メイン] 夢見 心地 : 「……そうかな?」

[メイン] 見当ウズメ : 「おっと夢見殿?何か意見あったり?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「うぁ、そ、そうじゃなくて……ええっと…!!」
うぐぐ、と口を強張らせながら。

[メイン] 月詠調 : 「…っ なにか、ある?」

[メイン] 樫村 紗名 : ぱっと、心地を見る。

[メイン] 夢見 心地 : 「確かに貴女は色々やってきて色んな罪もある」

[メイン] 夢見 心地 : 「でも」

[メイン] 夢見 心地 : 「今ここにいる”怪我を負った少女”は」

[メイン] 夢見 心地 : 「保護しなければならない対象…そうでしょ?」

[メイン] 夢見 心地 : 他の皆に振り向く

[メイン] ブラインド・スポット : 「……っ……!?」

[メイン] 月詠調 : 「……!」

[メイン] 月詠調 : 「そう、その通り だね」

[メイン] 見当ウズメ : 「ま、ウズメはそもそも敵同士って理由で仲良くなっちゃ行けないと思ってないでござるし~」
逆に言えば敵同士の仲の良い相手と敵対出来るって事何だけどまた別の話

[メイン] 樫村 紗名 : 「……そうだ!!
 ……それに、それに」
夢見に頷き、ブラインドへと向き直る。

[メイン] ブラインド・スポット : 一歩、足を後ろへ下げながら。
紗名を見る。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……敵同士の関係があったとしても、その、なんか」

[メイン] 樫村 紗名 : 「お前をほっとくのはモシャモシャする!!
 悪い奴で、私たちからしてみれば敵同士なのに!」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……モシャモシャ……?」

[メイン] 樫村 紗名 : がしがし、と左手で頭を掻いて。

[メイン] 樫村 紗名 : 「だから、その……
 ……誰からも見られてない、透明なお前は」

[メイン] 樫村 紗名 : 「ぜったい、今のままじゃ痛くなるからだ!
 胸とかが、こう……キューって、締め付けるみたいに」

[メイン] 樫村 紗名 : 自分の胸を、ぐっと掴むジェスチャーをする。

[メイン] ブラインド・スポット : 「……こ、言葉だけなら……何とでも言える……」

[メイン] 樫村 紗名 : むぅ、と頬を膨らませて。

[メイン] 樫村 紗名 : ずんずんずん、忠告をされたというのに。
ブラインドへと近寄っていく。

[メイン] ブラインド・スポット : 「っ……!?ち、忠告はした……!!」

[メイン] ブラインド・スポット : マイナーで《陽炎の衣》
メジャーで《見えざる死神》《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》

[メイン] 月詠調 : 「ストップ!」

[メイン] ブラインド・スポット : 10dx7+11 命中判定
対象は紗名 (10DX7+11) > 10[1,2,3,3,3,5,6,7,9,9]+10[1,7,8]+10[2,7]+10[8]+5[5]+11 > 56

[メイン] 樫村 紗名 : リアクションしない

[メイン] ブラインド・スポット : 6d+34+1d 装甲値-5 (6D10+34+1D10) > 29[6,2,6,2,10,3]+34+2[2] > 65

[メイン] ブラインド・スポット : まばたきの間に
紗名の心臓に、ナイフが深く突き刺さる。

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] HP : 24 → 0

[メイン] 樫村 紗名 : 「……ぁ」
静かな空間に、さくん、と軽い音が響き渡る。

[メイン] 見当ウズメ : 「!!!!!!!!!!!!!!!!」
見張りをして姿を見せてなかったウズメが即座に飛び出してきた

[メイン] 樫村 紗名 : あつッ~~~……!??!……いたい痛いっ……!が、あッ…!!
耳が、キーンって、なってっ…!

[メイン] 樫村 紗名 : 「ぅ、ぁ……」

[メイン] 月詠調 : 「……ッ!」

[メイン] 見当ウズメ : 「樫村殿!?樫村殿ーーー!!」

[メイン] 見当ウズメ : 「無茶しすぎでござるよー!」

[メイン] 月詠調 : 手元の機械に手を伸ばし、“ヴィークル”を呼び出そうとする

[メイン] ブラインド・スポット : 「はぁ……はぁ……!
 ……も、もうこれ以上……近づくな……」

[メイン] 夢見 心地 : 「……」
紗名の姿を見て何かを思ったのか

[メイン] 夢見 心地 : 彼女も歩を進める

[メイン] ブラインド・スポット : 「……っ……!?」

[メイン] 樫村 紗名 : ぐらり、と紗名の体が揺れて。
心臓は人間の大事な器官である。それを崩されれば、人の体は死に────

[メイン] 樫村 紗名 : 64+1d10 登場/リザレクト (64+1D10) > 64+4[4] > 68

[メイン] 月詠調 : 「…!?、心地! その娘は、今、不安定!」

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] 侵蝕率 : 64 → 68

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] HP : 0 → 4

[メイン] 樫村 紗名 : いたらない。
紗名は人でなく、化物だ。

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「うええ!?」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 救急箱を片手にオロオロしている。

[メイン] 夢見 心地 : いや、これでいい、これなら…

[メイン] 樫村 紗名 : ぐっと、足を踏み込んで。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……それ、ちょうだい!」
ノーラの持つ救急箱を、見つめる。

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「う、うん」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 救急箱を紗名に手渡す。

[メイン] 樫村 紗名 : とはいえ、紗名の体は9歳児。
急な蘇生に体が付いていけず。

[メイン] 樫村 紗名 : ごほっ、と。
床に赤い点を吐き出していくが。

[メイン] 樫村 紗名 : その箱を、しっかりと握る。

[メイン] 樫村 紗名 : 「…………今のは、私が悪い」

[メイン] 樫村 紗名 : 「お前が、来るなって言ったのに……私が、そっちに行ったからだ」

[メイン] 樫村 紗名 : 口を滴る赤を、袖で拭きながら。
じぃっと、ブラインドを見つめて。

[メイン] ブラインド・スポット : 「…………」

[メイン] 見当ウズメ : 「あ、それはそれとして次は止めるんで、にんにん」
ブラインド・スポットを 正確には手元を見据える
次は 止める

[メイン] 月詠調 : 「…いくら、不安でもやっていい事と悪いことがある」

[メイン] 月詠調 : 「次は…」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……ううん、大丈夫」

[メイン] 樫村 紗名 : ウズメと、調にそれだけ言って。
また、一歩。

[メイン] 樫村 紗名 : ブラインドに、近づく。

[メイン] ブラインド・スポット : 「……分からない……どうして、そこまで……」

[メイン] 夢見 心地 : 紗名に並ぶように。ブラインドに近づく

[メイン] ブラインド・スポット : 「私は……お前が……お前達が……UGNが、分からない……」

[メイン] 樫村 紗名 : 「それだ」

[メイン] 樫村 紗名 : よろよろと、震える指を、ブラインドに向ける。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……お前が私たちをわからないように
 私もお前がわからなくて、モシャモシャする」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……っ……!」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……でも、話すのはニガテだ
 だから、まずは何かする」

[メイン] 樫村 紗名 : 救急箱を、ぎゅっと掴み。

[メイン] ブラインド・スポット : 「じゃあ何をす、る……
 ………?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「痛そうだから、これをする」

[メイン] 樫村 紗名 : メジャーアクション:救急箱

[メイン] ブラインド・スポット : 「……………!!」

[メイン] GM : ─────紗名が、ブラインド・スポットに触れるその時。

[メイン] GM : ブラインド・スポットの頭上の鳥が、騒ぎ始める。

[メイン] GM : そして次の瞬間。

[メイン] 樫村 紗名 : 「………んなっ!?お、お前は傷ついてないだろ!?」
騒ぎ始めた鳥に、わたわたと手を振るが。

[メイン] GM : 窓ガラスに、大群のカラスが押し寄せ、突き破る。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……!?」

[メイン] 月詠調 : 「なっ…!?」

[メイン] GM : ガラスの破片が宙に舞い─────。

[メイン] 見当ウズメ : 「おおおう?」

[メイン] 夢見 心地 : 「!?」

[メイン] GM : そして黒い影が、外から教室内へ。

[メイン] ????? : 「あらよっとぉ」

[メイン] 樫村 紗名 : パリィン、バサバサと連なり響き渡る騒音。
びくり、と体を震わせたが。

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「だ、誰!?」

[メイン] ????? : 黒いマスクと、金髪の長身の男が
頭をぐるりと回し、そして

[メイン] ????? : にんまりと笑う。

[メイン] ????? : 「誰って?ん~?この状況で、アタシが誰かだなんて
 分かり切ってるんじゃないの~?ん~?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……はっ…!?」
ばっと、ブラインドの前に立ちふさがり。

[メイン] ブラインド・スポット : 「っ……!?き、来た……!?」

[メイン] ????? : 《アニマルアタック》《アニマルテイマー》《コンセントレイト:オルクス》《要の陣形》

[メイン] ????? : 11dx7+11 命中判定
対象は紗名、夢見、ブラインド・スポット (11DX7+11) > 10[1,1,1,2,2,2,6,7,7,8,10]+10[6,7,8,10]+10[2,6,7]+6[6]+11 > 47

[メイン] ブラインド・スポット : 3dx+1 ドッジ (3DX10+1) > 10[7,10,10]+8[3,8]+1 > 19

[メイン] 夢見 心地 : カバーリング宣言!ブラインドスポット!

[メイン] ????? : 肉を啄む、獰猛な鳥の群れが、3人へと襲い掛かる。

[メイン] ブラインド・スポット : 「っ………!?ア、アンタ……!?」
夢見の行動に、目を見開きながら。

[メイン] 樫村 紗名 : 《支配の領域》《絶対の支配》

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] 侵蝕率 : 68 → 78

[メイン] 樫村 紗名 : 「……お前!!よくわからないけど!
 人を傷つけるとか、良くないんだぞ!!!」

[メイン] 見当ウズメ : 「ほーれほーれ」
ぱらりらと手裏剣を投げ それらがレネゲイドの霧に変化し、打ち消していく
《雲散霧消》
「あ土遁ー」
《隆起する大地》
すり抜けたレネゲイドを含まない物理的な物もカバー

[メイン] 樫村 紗名 : ばちばち、と音を鳴らし。
紗名の隣に宝石が見えたかと思えば。

[メイン] ????? : にたにたとした表情で、それぞれの行動を見つめながら。

[メイン] ????? : ぱち、ぱち、ぱち、と拍手。

[メイン] ????? : 「へぇ~!そういうことするのねぇ~!
 ふぅ~~~ん?」

[メイン] 樫村 紗名 : 6,7,7,8,10を1に
エネミーの最終達成値2

[メイン] 樫村 紗名 : 「……なんだよ
 何が言いたいんだ?」

[メイン] ????? : 紗名へ、黄色の濁った瞳を向け。

[メイン] ????? : 「ん~~~?だって─────」

[メイン] 樫村 紗名 : ぶすっと、唇を尖らせ。瞳は、突然の乱入者へと向けられる。

[メイン] ????? : 嫌に長い人差し指を、ブラインド・スポットへ向け。

[メイン] ????? : 「そいつ、クズじゃん」
あはっ、と語尾に着けながら。

[メイン] ブラインド・スポット : 「くっ…………………」

[メイン] ブラインド・スポット : 冷や汗を垂らしながら─────

[メイン] ブラインド・スポット : 《陽炎の衣》

[メイン] ブラインド・スポット : 隠密状態となり、廃校舎から姿を消す。

[メイン] ????? : 「あ~あ~ほらほら、ね?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……」
こんなに人数がいるのに……なんでビビってないんだ……?
コイツ……怖い……

[メイン] ????? : 曲り眉で、ぼんやりと薄れ消えていくブラインド・スポットを見つめながら。
肩を竦める。

[メイン] 樫村 紗名 : ぞくり、と、恐怖のあまりに背筋を震わせて。
呆気に取られているうちに……背中にいる彼女が、消えていることにも気づかず。

[メイン] 月詠調 : 「……ッ」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……へ、えぁっ……
 クズ……?」

[メイン] ????? : 「まぁいいわぁ、アタシの狙い、あの"クズ"だし
 それじゃ、そこどいて貰えるかしらぁ?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……っ、ぁ…な、なんで追っかけるんだよ…!」

[メイン] ????? : 「?」
紗名の言葉に小首を傾げながら。

[メイン] ????? :
       ダブルクロス
「いやだって、"裏切者"を始末するように言われたからぁ?」
ん~?と、唇に人差し指を当てながら、上を見上げる。

[メイン] 樫村 紗名 : ばくばく、刺されて使えなくなった筈の心臓が高鳴るのを感じる。
それでも、体は退けないままで。

[メイン] ????? : 「てかさ、だからさ」

[メイン] ????? : 嫌に長い脚で、一歩踏み出し。

[メイン] ????? : 「どいてくんない?」

[メイン] ????? : 低い声で、そう言い告げる。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……っ…!!」

[メイン] 樫村 紗名 : この古びた校舎全体を、揺らすかのような低音。
嫌に長い足は、まるで紗奈を踏みつぶす巨人のようにも錯覚してしまい。

[メイン] 樫村 紗名 : 紗奈は……恐怖を感じた。
濁った黒の敵意しかない、この世全てを塗りつぶすかのような意思。
体が震え、一歩下がる。

[メイン] 樫村 紗名 : 「ぅ……ぁ……」
ナイフを刺されても、意気揚々としていた少女の姿はそこにはなく。
ただ怯える、年相応の子どもの姿がそこにあった。

[メイン] 見当ウズメ : 「樫村殿」
素知らぬ顔で

[メイン] 樫村 紗名 : 「……へぁっ」

[メイン] 見当ウズメ : 「ちょっちキツそうならあの子追いかけておいて欲しいでござる、ここから更に見失うのはきっちーでござるので」

[メイン] 樫村 紗名 : まるで、数時間も過ぎたかのような体験から、戻ってくる。
背中はびっしょりと汗で濡れ、こんな季節でも冷たく感じる。

[メイン] 樫村 紗名 : 「ぅ、うぅ……」
私は……

[メイン] 樫村 紗名 : 「……ごめん
 胸が、きつくて、苦しい」

[メイン] 見当ウズメ : 「あ、この提案全然逃げとかじゃないんでござる、結構大事な役割でござるから安心して行って欲しいでござる。」

[メイン] 樫村 紗名 : ぎゅっと、今度は強く強く胸を鷲づかんで。

[メイン] 見当ウズメ : 「ん、んー…」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……うぁ……
 う、うんっ……!…ありがとうっ…!」

[メイン] 見当ウズメ : 「ういうい、ここはウズメにまかせて…って言いたい所でござるけど…」

[メイン] 夢見 心地 : 「あ~…」
クソッ!なんて日だ!メインイベントが2つ同時に…!

[メイン] 見当ウズメ : 「ぶっちゃけウズメ一人だときっちいでござるのでメンバー分担で…オッケーでござる?」

[メイン] 夢見 心地 : 「……」
…でも

[メイン] 樫村 紗名 : ず、ざざと。
一歩、二歩下がり。

[メイン] 夢見 心地 : 「ゴメン、皆頼んだ!」
いま彼女を見失うわけにもいかない!

[メイン] 見当ウズメ : 「おおう」

[メイン] 樫村 紗名 : ぎゅっと、踵を帰して走り出した。
彼女を追う─────なんて事ではなく、その場から逃げるために。

[メイン] 樫村 紗名 : 迎え撃つ…なんて、答えられなかった。
ただただ、恐ろしかった。
……FH、やっぱり、悪いヤツで……怖い……。

[メイン] ????? : 「……ふゥん?」
それぞれをやり取りを見ながら。

[メイン] ????? : 「どかないってことぉ?」

[メイン] 見当ウズメ : 「ま、居残り組はそんな感じでござるなあ」

[メイン] ????? : ウズメ、調、そしてノーラを
鷹のような瞳で見つめ。

[メイン] ????? : 「で? 理由は?
 あの女、どうしようもない"クズ"っしょ?」

[メイン] ????? : 首を傾げながら、けたけたと嗤う。

[メイン] 月詠調 : 「価値観が違う、立場が違う、見ている物も違う」
「あなたの判断基準の“クズ”に私が合わせる理由もない」

[メイン] ????? : 金髪の男の周りに、眼光を光らせる、獰猛な野生動物が集う。
3vs1などではない。3vs無数だ。

[メイン] ????? : 「へぇ……?」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「あまり他人を馬鹿にする言葉を使うのは感心しないよ」
「あたしのことはどう言っても構わないけど…」

[メイン] ????? : 「ん~?でも、他FHセルの、言わばテロ活動に貢献してぇ~
 それでUGNの情報も、遺産も盗んで~……そういうことした奴を
 アンタらは許しちゃう、ってことでしょ~?」

[メイン] ????? : にたにたとした表情のまま、ノーラを見つめ。

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「ちゃんと謝って罪を償うならあたしは許すよ」

[メイン] 月詠調 : 「許す、許さないの話を始めた覚えはないし、義憤を覚えるのなら、唐突に仲間を攻撃したあなたの方がふさわしい」

[メイン] 見当ウズメ : 「………」
諜報活動かっこよくない?みたいなレベルの思考回路なので口開きたくない

[メイン] 月詠調 : 「……もしも訴えたい事はあるのなら、多少は聞くけれど、侮辱は止めて欲しい」

[メイン] ????? : 「んふふふ……そう、それならじゃあしょうがないわよねぇ~?
 アイツに命張るってんなら……ここで示してもらいましょっか」
にこりと笑う。

[メイン] ????? : 「アタシは、ああいうのが報われるのが許せない
 ただそれだけだしぃ~?」

[メイン] 月詠調 : 「……そう、信念か、怨みかは分からないけれど」

[メイン] 月詠調 : 「“始めるのなら” 容赦はしない」

[メイン] ????? : にんまりと、口を三日月のように吊り上がらせ。

[メイン] ????? : 「それならお望み通り─────始めちゃう♪」

[メイン] ????? : そうして片腕を上げ。

[メイン] ????? : パチン。

[メイン] ????? : 指パッチンを鳴らし─────男を囲む、無数の獣の群れが
解き放たれ、野生の本性を剥き出しにし、襲い掛かる。

[メイン] ????? :  

[メイン] ????? : ラウンド1。

[メイン] ????? : セットアッププロセス

[メイン] 月詠調 : ない

[メイン] ノーラ・ブランドル : なにも

[メイン] ????? : アタシも🌈

[メイン] 見当ウズメ : なにも

[メイン] ????? : イニシアチブプロセス

[メイン] ????? : アタシから

[メイン] ????? : 《アニマルアタック》《アニマルテイマー》《コンセントレイト:オルクス》《要の陣形》

[メイン] ????? : 対象はウズメ、調、ノーラ

[メイン] ????? : 11dx7+11 命中判定 (11DX7+11) > 10[1,2,4,4,5,5,6,6,8,9,9]+10[5,10,10]+4[1,4]+11 > 35

[メイン] 見当ウズメ : (2+1)dx>=35 一応ドッジ (3DX10>=35) > 9[1,7,9] > 9 > 失敗

[メイン] ノーラ・ブランドル : 2dx+1>=35 あたしもドッジ (2DX10+1>=35) > 8[3,8]+1 > 9 > 失敗

[メイン] 月詠調 : 3dx ドッジ (3DX10) > 9[4,8,9] > 9

[メイン] 見当ウズメ : ほいじゃダメージロールどーぞでござる

[メイン] ????? : 4d+27 装甲・ガード有効ダメージ (4D10+27) > 24[3,9,5,7]+27 > 51

[メイン] 見当ウズメ : 《雲散霧消》+《隆起する大地》

[メイン] ????? : 無数の動物が、肉を啄むために襲い掛かる。

[メイン] 月詠調 :

[メイン] ノーラ・ブランドル :

[メイン] 見当ウズメ : 1d+40  点ダメージ軽減でござる (1D10+40) > 1[1]+40 > 41

[メイン] 見当ウズメ : 🌈

[メイン] 月詠調 : 🌈

[メイン] 見当ウズメ : 41点軽減で10点ダメージ!

[メイン] 月詠調 : よく押さえてくれた…

[メイン] ????? : みんな生存してるからセーフ

[メイン] system : [ ノーラ・ブランドル ] HP : 26 → 16

[メイン] system : [ 月詠調 ] HP : 28 → 18

[メイン] ノーラ・ブランドル : 生きていれば儲けものだよ

[メイン] 見当ウズメ : 「ほあーーーーーー!!!」
動物たちを手から足から手裏剣を投げ、レネゲイドの因子を剥いでいく が 当然打ち漏らしもある

[メイン] 見当ウズメ : 「ぬおーーーどトーン!!!」
地面を動かして陸上動物を弾き飛ばす
が空飛ぶ動物までは防げない

[メイン] 見当ウズメ : 「あだだだだだだ!!!」
ごろごろごろ

[メイン] 月詠調 : 「っ…! きゃぁぁッ!」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「いったぁ!なにすんのよぉ!」

[メイン] ????? : 「っとぉ………殺すつもりだったけど……ふぅ~ん……?」
目を細めながら。

[メイン] 月詠調 : 白兵戦に慣れていないため満足に回避もできず、肉を抉られ悶絶する

[メイン] ????? : 顎に手をやりながら、傷つきながらも立ち上がる一同を眺め。

[メイン] 見当ウズメ : 「いちち…」

[メイン] ????? : 「……言うだけのことある、ってことかしらねぇ~?」
眉をへし曲げながら、へらへらと笑う。

[メイン] ????? : イニシアチブプロセス
8組

[メイン] 見当ウズメ : なにも

[メイン] 月詠調 : 誰から行く?

[メイン] ノーラ・ブランドル : あたしは後でもいいよ

[メイン] 見当ウズメ : ウズメメジャーアクションカバーリングで使う気なのでメジャーもなにもでござる

[メイン] 月詠調 : では一番手をもらいます

[メイン] 月詠調 : マイナーでスチールギガントに乗り込みます

[メイン] 月詠調 : メジャーでは攻撃できないので水晶の剣を使います

[メイン] ????? : 「……あれは、FH専用機の……ふぅ~ん……?」
目を細めながら。

[メイン] 月詠調 : 「……さっきまでのようにはいかない」

[メイン] ????? : 「そりゃ楽しみね♪」

[メイン] ????? : イニシアチブプロセス
ノーラ

[メイン] ノーラ・ブランドル : マイナーでインフィニティウェポン+ダブルクリエイト

[メイン] system : [ ノーラ・ブランドル ] 侵蝕率 : 57 → 65

[メイン] system : [ ノーラ・ブランドル ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] ノーラ・ブランドル : メジャーで魔弾の射手+ギガンティックモード+砂の加護+コンセントレイト:モルフェウス

[メイン] system : [ ノーラ・ブランドル ] 侵蝕率 : 65 → 77

[メイン] ????? : 少女の腕に集うレネゲイドの高まりに、何故か嬉しそうに見つめる。

[メイン] ノーラ・ブランドル : (3+3)dx8 命中判定 (6DX8) > 10[3,6,7,8,8,9]+10[2,4,10]+4[4] > 24

[メイン] ????? : 4dx+1 ドッジ (4DX10+1) > 10[2,7,7,10]+3[3]+1 > 14

[メイン] ????? : ヒット

[メイン] ノーラ・ブランドル : 3d10+13*2 装甲・ガード有効 (3D10+13*2) > 16[7,5,4]+13*2 > 42

[メイン] system : [ ????? ] HP : 0 → -42

[メイン] ノーラ・ブランドル : どこからともなく真っ黒い塊を取り出し、投げつける。

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「お返しだよ!」

[メイン] ????? : 「ぐッッ…………!!?」
ニヤけながら、その塊を躱すこともできず、その身に受け吹き飛ぶ。

[メイン] 見当ウズメ : 「何あれ…でござる」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「パンだよ」

[メイン] ????? : 「めっっっっちゃ硬いわね……!?!?」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「食べられなくなったから再利用だよ」

[メイン] 見当ウズメ : 「こわ~…」
素だった

[メイン] 月詠調 : 「……本当に恐ろしいのは、硬いだけのパンであの威力を出す肩の力」

[メイン] ????? : 腕をクロスさせ、謎の物体を受けるも、びりびりと痺れ。
ぷらぁんと垂れ下げながら、口元に血が伝う。

[メイン] ????? : その男は、まだ嗤う。

[メイン] ????? : ラウンド2

[メイン] ????? : セットアッププロセス
なにもないんで飛ばす

[メイン] ????? : イニシアチブプロセス
アタシ

[メイン] ????? : 《アニマルアタック》《アニマルテイマー》《コンセントレイト:オルクス》《要の陣形》

[メイン] ????? : 対象はさっきと同じ

[メイン] ????? : 11dx7+11 命中 (11DX7+11) > 10[2,3,3,3,3,5,6,7,9,10,10]+10[4,5,6,8]+10[9]+5[5]+11 > 46

[メイン] ????? : 男に集う動物共が、さらに蠢く。

[メイン] ????? : 《妖精の手》

[メイン] ????? : 1dx7+46-5+10 命中判定 (1DX7+51) > 10[10]+2[2]+51 > 63

[メイン] ????? : 「─────今度は、受けきれるかしらぁ……?」

[メイン] 見当ウズメ : 「うひー…」

[メイン] 月詠調 : 「……敵ながら、驚かされる」

[メイン] ????? : レネゲイドにより活性化した、猛獣が唸り声を上げる
その光景はさながら、コンサートのようで。

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「ワラワラいるね…」

[メイン] ????? : 指をクイ、と動かすと共に。
物量の群れは、襲い掛かる。

[メイン] 見当ウズメ : 「…んー…ーーーー」

[メイン] ????? : 7d+27 装甲・ガード有効ダメージ (7D10+27) > 41[6,6,8,2,10,3,6]+27 > 68

[メイン] 見当ウズメ : 《雲散霧消》《隆起する大地》…!

[メイン] 見当ウズメ : 68-1d+40 (68-1D10+40) > 68-8[8]+40 > 100

[メイン] 見当ウズメ : ?

[メイン] 月詠調 : 🌈

[メイン] 見当ウズメ : えーっと20ダメージでござる!

[メイン] 月詠調 : 装甲で受けれるからカバーする?

[メイン] 見当ウズメ : カバーするとダメージ倍になるでござるけど…

[メイン] ????? : (調が攻撃しないと終わらないわよ)

[メイン] 月詠調 : (わかった)

[メイン] 見当ウズメ : へ~!

[メイン] 見当ウズメ : (じゃあ殴られるんで…ござる)

[メイン] ノーラ・ブランドル : あたしも受けるよ

[メイン] 月詠調 : 一応のドッジ

[メイン] 月詠調 : 4dx+11 (4DX10+11) > 10[3,5,10,10]+3[2,3]+11 > 24

[メイン] 月詠調 : はい

[メイン] 見当ウズメ : 結構跳ねたでござるね…まあそれはそれとして

[メイン] 見当ウズメ : 「うげーーーーーー!!!」
飛んで回って手裏剣を投げまわる が物量差がえげつない

[メイン] 月詠調 : ブリキの肌が、生身のカラスを肉袋に変えながら装甲を赤で彩られていく

[メイン] ノーラ・ブランドル : 避けようと思った時にはもう手遅れで

[メイン] 見当ウズメ : 「ほがあああああああ!!!!」
無理無理無理でござる後もう何名か欲しいでござるうううう

[メイン] 月詠調 : ……しかし、仲間たちはそうじゃない
“自分だけ”安全圏にいる

[メイン] 見当ウズメ : 「______」
あっ月詠殿そーいうのあるんでござるね
んーなら

[メイン] 見当ウズメ : 月詠へ手裏剣と土遁を集中させ、無傷にさせて

[メイン] 見当ウズメ : 「あばーーーーーー!!!」
獣に呑まれていった…

[メイン] ノーラ・ブランドル : 恨み言を吐く前に蹂躙される。

[メイン] system : [ 見当ウズメ ] HP : 18 → 0

[メイン] 月詠調 : 「ウズメ、私の方はいいから、二人を守って!」

[メイン] system : [ ノーラ・ブランドル ] HP : 16 → 0

[メイン] 見当ウズメ : 「______」
返事は____

[メイン] 見当ウズメ : 82+1d10 「ぶへえっ!」 (82+1D10) > 82+1[1] > 83

[メイン] system : [ 見当ウズメ ] 侵蝕率 : 82 → 83

[メイン] system : [ 見当ウズメ ] HP : 0 → 1

[メイン] 見当ウズメ : モッと獣の山をかき分けて出てきた

[メイン] ノーラ・ブランドル : 77+1d10 登場/リザレクト (77+1D10) > 77+10[10] > 87

[メイン] system : [ ノーラ・ブランドル ] 侵蝕率 : 77 → 87

[メイン] system : [ ノーラ・ブランドル ] 侵蝕率B : 1 → 2

[メイン] 見当ウズメ : 「ごめんちゃいでござる…ウズメ的には月詠殿無傷のが次の陣形楽かなっておもったんで…」

[メイン] 月詠調 : 「……それは」

[メイン] ノーラ・ブランドル : すぐに立ち上がって埃をパンパンと払う。

[メイン] ????? : 生命を奪われてもなお立ち上がる少女達を、じっと見つめ。

[メイン] system : [ 見当ウズメ ] 侵蝕率 : 83 → 88

[メイン] system : [ 見当ウズメ ] 侵蝕率 : 88 → 90

[メイン] ????? : 「"死"って、そう軽いもんじゃないと思ってるんだけどねぇ~
 ……それでも、まだどかないわけ?」

[メイン] system : [ ノーラ・ブランドル ] HP : 0 → 10

[メイン] 見当ウズメ : 「まあウズメそれなりに慣れてるでござるからなあ…ちょっち人とのズレはあるかもでござる」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「死が軽くないって思ってるなら、あなたの方こそ引いてもらえないかな?」

[メイン] ????? : 「あはっ!ごめんなさいねぇ~?アタシも、まだ足りない
 まだ譲れない、まだ─────"殺し"を続けるわ」

[メイン] ????? : 猛禽類のような瞳を、爛々とさせながら。

[メイン] ????? : イニシアチブプロセス
見てないけど調で最後

[メイン] 月詠調 : というわけで行こうと思います

[メイン] 月詠調 : マイナーで戦闘移動 メジャーで運転攻撃

[メイン] 月詠調 : 4dx+11 (4DX10+11) > 6[1,3,5,6]+11 > 17

[メイン] ????? : 4dx+1 ドッジ (4DX10+1) > 7[2,4,7,7]+1 > 8

[メイン] ????? : ヒット

[メイン] 月詠調 : 慎重に、空振りを避け建物を壊しすぎるないように狙いをつけると───

[メイン] 月詠調 : 大気を引き剥がすような轟音を立て、巨腕が廃校者を貫いた

[メイン] 月詠調 : 2d10+20 (2D10+20) > 15[9,6]+20 > 35

[メイン] ????? : 「─────ッッ……!?」

[メイン] system : [ ????? ] HP : -42 → -77

[メイン] ????? : 男の全身を覆う程の、巨大な拳は─────男を逃がすことなく捉え
そのまま叩きつけられ、何度も跳ね転がる。

[メイン] ????? : 「ぐ、ご、ほッ……!……ペッ!!」
血反吐を吐き捨て、袖で口元を拭き、ゆっくりと立ち上がる。

[メイン] ????? : 「あ゛あ゛ぁ゛~~~~~~効いた、めっちゃ痛いわ~~」
頭を抑えながら、鮮血をぼたぼたと垂らし
……にんまりと、嗤う。

[メイン] 月詠調 : 「……辛いのなら、どうか退いてほしい。そんなにもあの娘を許せない理由があるの?」

[メイン] ????? : 「あ~~ん?だからアタシは言ったはずよぉ~?
 ああいう、誰かを不幸にしておきながら、都合良く救われるような
 そんな存在が─────」

[メイン] ????? : 「─────大ッッッッ嫌いなのよ」

[メイン] ????? : ふらふらとした足取りながらも、髪を整えるように後ろへ下げ。
長身の男の長い金髪が、廃校舎に吹かれる風に靡く。

[メイン] ????? : 「で………アンタらは、それでもあの女をどうこうしたいってわけ?」

[メイン] 月詠調 : 「……」

[メイン] 月詠調 : 「あなたの気持ちは理解できる、否定せず尊重もする」
「けれど」

[メイン] ????? : 調の言葉に、目を細め、口を閉じる。

[メイン] 月詠調 : 「あの子を見捨てれば、私や、あの娘を助けようと一生懸命になってる考えなしが”救われない“」

[メイン] ????? : 「……………………」

[メイン] 月詠調 : 「……嫌なことは嫌だから全力を出す。普通の事」

[メイン] 月詠調 : 言ってしまえばエゴだ、カケラも美しくない欲望で、それ以上も以下の評価も必要ない

[メイン] ????? : 「………ふふ、ふ、ふふふ……ふふふふふふ……
 ……大したお嬢ちゃんだわ、ほんと……うふふ、おっかし」
口角を上げるも、目は嗤わず。

[メイン] ????? : 「何がアンタをそうさせるのか、とっても気になるところだけど……
 ちょっと、騒ぎを大きくしすぎちゃったかしらねぇ……?」
髪をたくし上げながら。

[メイン] ????? : 「─────お嬢ちゃん、アンタの名前は?」

[メイン] ????? : 調を、じっと見つめ。ポッケに手を入れる。

[メイン] 月詠調 : 「月詠調」

[メイン] 月詠調 : 「名乗ったから聞き返すけれど……あなたは?」

[メイン] ????? : 「……調、ね…… フフ
 ─────"覚えた"」

[メイン] ????? : 調の言葉に、にんまりと笑い。

[メイン] ラヴペット : 「─────"ラヴペット"
 ちょっとしたセルリーダーしてる者よ、フフ♪」

[メイン] ラヴペット : そうして手を上げると、ラヴペットと名乗る男の周りに獣の群れが集い
その姿が見えないほどにまで覆い尽くされ。

[メイン] ラヴペット : 《瞬間退場》

[メイン] 月詠調 : 「……ラヴペット」

[メイン] GM : やがて、その場に男の姿は無くなった。

[メイン] 見当ウズメ : 「………」

[メイン] 見当ウズメ : 「ぷへえ」

[メイン] 月詠調 : 「きっと、忘れられない名前だ」

[メイン] 月詠調 : 「……はぁ」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「行っちゃったみたいだね」

[メイン] 見当ウズメ : 「ちかれたでござる、ぴぃ」

[メイン] ノーラ・ブランドル : 取りだそうとしていた剣を仕舞う。

[メイン] 月詠調 : 肺の息を全て吐き出したように、大きなため息をつくと、少しの間、椅子に座り込む

[メイン] 月詠調 : 「……みんな、お疲れ様」

[メイン] 見当ウズメ : 「ウズメ、ちょっとだうーん」
ごろん

[メイン] ノーラ・ブランドル : 「うん。あたしも少し疲れちゃった」

[メイン] ノーラ・ブランドル : その場に座り込む。

[メイン] 月詠調 : 「……悪いけど、座るのは、ヴィークルの中でもいい?」

[メイン] 月詠調 : 「二人を……」

[メイン] 月詠調 : 「…三人、追いかけなきゃ」

[メイン] ノーラ・ブランドル : そうだった。まだ終わってないんだ。
追いかけないと。

[メイン] 見当ウズメ : 「あーんー…りょーかい、ござござ」

[メイン] 月詠調 : 「……待っててね」

[メイン] 月詠調 : 深呼吸をして、操縦桿を握り締めると
人目を避けるため、規定通りのコースを疾駆させる

[メイン] 月詠調 : ……耳にこびりつく声をした、恐ろしい敵との再戦を予感しながらも
鋼の人形は澱みなく進んでいった

[メイン] 月詠調 :  

[メイン] 月詠調 :  

[メイン] 月詠調 :  

[メイン] GM : climax『Uncertain existence』 登場:任意

[メイン] 樫村 紗名 : 78+1d10 登場/リザレクト (78+1D10) > 78+2[2] > 80

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] 侵蝕率 : 78 → 80

[メイン] 夢見 心地 : 57+1d10 登場/リザレクト (57+1D10) > 57+10[10] > 67

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] 侵蝕率B : 1 → 2

[メイン] system : [ 夢見 心地 ] 侵蝕率 : 57 → 67

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────少女は、暗い路地裏に倒れていた。

[メイン] GM : 血痕に残ったレネゲイド反応を追ったあなた達が見た光景だ。

[メイン] ブラインド・スポット : 「………………………」

[メイン] ブラインド・スポット : 意識こそまだあるものの、逃走経路にて、また別のFHエージェントに襲われたようで
その命の灯火は、蝋燭の火のように、か細く揺れていた。

[メイン] 樫村 紗名 : 路地裏の道、奥へと繋がる行き止まりの道。

[メイン] 樫村 紗名 : そこが、”歪む”。

[メイン] 樫村 紗名 : とた、とたと。
そこから、ぜえぜえと肩で息をしながら虚ろな目で、顔を見上げる。

[メイン] 樫村 紗名 : 《猫の道》
近道をしたというのに、貧弱な体は息切れを起こしている。
それは、”豹”に睨まれた恐怖からか。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……っ、はぁっ、はぁっ……
 ……いた……な、おまえぇぇ……はーっ……」

[メイン] 樫村 紗名 : ブラインドを、また指差し。

[メイン] 樫村 紗名 : 「ぜぇー……あいつから逃げるのも、お前も追いかけるのも……
 疲れた、休む……」
そのまま、背に壁を付けてゆっくりと腰を下ろす。

[メイン] 樫村 紗名 : ブラインドの、隣に。

[メイン] 夢見 心地 : 私は不意に二人の”目の前”に現れる

[メイン] ブラインド・スポット : 「……………………」

[メイン] 夢見 心地 : 《イージーフェイカー:ディメンジョンゲート》

[メイン] system : [ 夢見 心地 ] 侵蝕率 : 67 → 70

[メイン] ブラインド・スポット : 倒れるブラインド・スポットの、虚ろの目が動き
二人の姿を捉える。

[メイン] 夢見 心地 : 「大丈夫?また酷くやられてるみたいだね」

[メイン] ブラインド・スポット : 気力を振り絞るように、拳を握り締め
倒れる体を持ちあげようと、よろめく。

[メイン] ブラインド・スポット : 「……………裏切者、だからね……」

[メイン] 樫村 紗名 : 「っ、はぁっ、はあ……ちょー怖かった
 ……お前も、あんな気分だったんだな……」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……………」

[メイン] 樫村 紗名 : 夢見の言葉に、あ。と救急箱を探すが。
どこにもない。騒動でどこかに落としたのだろう。

[メイン] ブラインド・スポット : 「………アンタら……あの男を前にしても……
 ……まだ、私のことを………」

[メイン] ブラインド・スポット : あの男、つまりラヴペットのことを思い起こし
苦虫を嚙み潰したような表情をしながら。

[メイン] 樫村 紗名 : ゆっくり、と頷く。
何度か深呼吸を繰り返して、落ち着いたあと。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……ええっと、昔だ、私の昔の話」

[メイン] 樫村 紗名 : ぽつぽつ、と呟いていく。

[メイン] ブラインド・スポット : 「……アンタの、昔話……?」

[メイン] 樫村 紗名 : その問いに、むすっと唇を尖らせ。

[メイン] 樫村 紗名 : 「お前がなんでか、って聞くから言うんだ」

[メイン] ブラインド・スポット : バツの悪そうな顔で、視線を逸らしながら。

[メイン] 夢見 心地 : 「…」
二人の横にそっと座り込む

[メイン] ブラインド・スポット : 「…………」
……今は逃げずに、アスファルトの冷たい地面に座り込む。

[メイン] 樫村 紗名 : ……言い過ぎたかな。
なんかモシャモシャするけど、ええい、続けるぞ。

[メイン] 樫村 紗名 : 「私は……RB。……レネゲイドの塊から生まれて、色々出来たんだ
 特定空間なら、自由自在に色々出来たり」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……だからこそ、FH……悪い奴らに狙われて
 RBとして、色々されるために、散々、逃げ回って……」

[メイン] 樫村 紗名 : 「なんだか、今のお前みたいだったな」
と、ははっ、とにこりと笑い。

[メイン] ブラインド・スポット : 「………」
ぷい、と視線を逸らす。口をへの字にしながら。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……多分、それまで私は透明だったんだ
 ただの”RB”として見られて、ただ、逃げる毎日」

[メイン] 樫村 紗名 : 「誰も私を見なかった
 知ろうとなんて、してくれなかった……日常なんて、どこにもありはしなかった」

[メイン] ブラインド・スポット : 「─────っ……!」

[メイン] ブラインド・スポット : 何かに反応したように、肩をぴくりと動かす。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……お前みたいに、日常を知ってから消えたわけじゃない、けど
 でも、こんな私でも、名付けてくれる奴はいた
 日常を、与えてくれる奴がいたんだ」

[メイン] 樫村 紗名 : すう、と息を吸って。
ぴょんと、立ち上がる。

[メイン] ブラインド・スポット : 紗名を、見上げる。

[メイン] 樫村 紗名 : じっと、赤の瞳で見つめて。

[メイン] 樫村 紗名 : 「私の名前は、樫村紗名だ!!!
 そこに存在する、ただ一人の私だ!!」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……紗名………」

[メイン] 樫村 紗名 : 《世界の注視》
────透明とは真逆の存在。

[メイン] 樫村 紗名 : 「私は知らないことを知りたい」

[メイン] ブラインド・スポット : 「………っっ……!!!」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……お前の名前はなんだ!」

[メイン] 樫村 紗名 : びしり、と人差し指を突き付ける!

[メイン] ブラインド・スポット : その指を、眉をへし曲げながら見つめ。

[メイン] ブラインド・スポット : 「わ、私は……ブラインド・スポットって……」

[メイン] 樫村 紗名 : 「ちっがう!」

[メイン] ブラインド・スポット : 「なっ……!?」

[メイン] 樫村 紗名 : じたばた、地団太を踏む。

[メイン] 樫村 紗名 : 「私だって、CNくらいある!
 でも、私は……樫村紗名って言った!」

[メイン] 樫村 紗名 : 「だから、だからぁ………」
うーん、うーんと唸り、考える。
あの言葉を、ひねり出すために。

[メイン] 樫村 紗名 : 「私は!!!」

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 : 「お前と多分、友達になりたいんだ!!」

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 : あ。……これか。
モシャモシャする気持ちが、ようやく晴れた……気がする。

[メイン] ブラインド・スポット : 「─────」
目を大きく見開く。ぽかん、とした表情で、紗名を見つめる。

[メイン] ブラインド・スポット : 虚ろな目が、ぱち、ぱち、と瞬きを作る。
ブラインド・スポットの思考回路が
"モシャモシャ"する。

[メイン] 樫村 紗名 : その思い付きに、目を白黒させたが。
慌てて、首を振って。

[メイン] 樫村 紗名 : 「お前は、一体なんだ!」

[メイン] ブラインド・スポット : 「……わた、し………は………」

[メイン] ブラインド・スポット : ─────あれ……?

[メイン] ブラインド・スポット : 私の……"名前"………?

[メイン] ブラインド・スポット : 私……私の、本当の名前って………。

[メイン] ブラインド・スポット : 一体、なんだったっけ…………。

[メイン] ブラインド・スポット : ……私は、私は、確か………。

[メイン] ブラインド・スポット : そうだ……私は……小学生の頃に、オーヴァードになったんだ……。
まだ、私が……平凡に暮らしていた頃の……あの頃を、思い出せば……。

[メイン] ブラインド・スポット : ─────そうだ、そうだ、私は……あの頃……。

[メイン] ブラインド・スポット : 覚醒してしまったことで─────

[メイン] 樫村 紗名 : じっと、輝くアリスの瞳が、虚ろな黒の瞳を見つめる。

[メイン] ブラインド・スポット : ─────《透明存在》を、無意識的に使う体に、なってしまったんだ。

[メイン] 夢見 心地 : 「……?」

[メイン] ブラインド・スポット : まだ、力の使い方も間もなくて……
捻った蛇口の締め方も、分からなくて。

[メイン] ブラインド・スポット : だから私は、覚醒してからずっと、ずっと、ずっと

[メイン] ブラインド・スポット : ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと。

[メイン] ブラインド・スポット : ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと。

[メイン] ブラインド・スポット : ─────みんなから、無視された。

[メイン] ブラインド・スポット : わけが、わからなかった。それまでずっと、私はそこにいたのに。
まるで、そこにいないように、扱われて……。

[メイン] ブラインド・スポット : 声をかけても、直接手で触れても、気づいてもらえず。

[メイン] ブラインド・スポット : 平々凡々に暮らしてきた、その日常が
変わらず広がる、私にとっての日常"だった"光景が、まるで……

[メイン] ブラインド・スポット : 色褪せていくように─────"非日常"に染まっていくように、感じて。
不安で、怖くて、何も考えられなくて、泣きたくて、叫びたくて……。

[メイン] ブラインド・スポット : ……ああ、そうだ、そうして私は……。
私を、"気づいてくれた"FHセルに、身を寄せたんだ。

[メイン] ブラインド・スポット : 私を忘れた世界で、私を見てくれたFHに……安心感を抱いて……
それで、そこで私は、新しい"日常"を手に入れて………。
全て、上手くいったように、思えたのに─────。

[メイン] GM : ばさ、ばさ、と、ブラインド・スポットの頭上の鳥が羽搏く。

[メイン] ブラインド・スポット : コイツのせいで、私は─────また、見捨てられた。
無きものにされようとした、私の存在を無かったことにされようとした。

[メイン] ブラインド・スポット : 再度手に入れたはずの日常が、また非日常に覆って
私は、怖くて、怖くて、怖くて、怖くて、怖くて
もう何も、信じられなくて─────。

[メイン] ブラインド・スポット : …………………………………………………………。

[メイン] ブラインド・スポット : ………………………………………………………。

[メイン] ブラインド・スポット : ……………………………………………………。

[メイン] ブラインド・スポット : ─────でも………私の目の前で
こうして、私を"見てくれる"子が、いる。

[メイン] ブラインド・スポット : ……まだ、怖い。
また裏切られるんじゃないかって、思えて。
怖くて、怖くて、仕方ない。

[メイン] ブラインド・スポット : ─────でも。でも。

[メイン] ブラインド・スポット : ブラインド・スポットの虚ろな目が、潤む。
揺れる。涙が、溢れ始める。

[メイン] ブラインド・スポット : ─────やっぱり、独りぼっちは、怖いよぉ。

[メイン] ブラインド・スポット : 「私の……名前、はっ………」

[メイン] ブラインド・スポット : 声を震わせながら少女は、告げた。

[メイン] ブラインド・スポット : ああ、思い出した……やっと、思い出した。

[メイン] ブラインド・スポット : そうだ、私だ。
私の名前だ。私が、私の名前を忘れちゃいけないんだ。

[メイン] ブラインド・スポット : "不確かな存在"は、色づく。

[メイン] ブラインド・スポット : 「─────山中 実(やまなか みのり)」

[メイン] 夢見 心地 : 「……」

[メイン] 山中 実 : 記憶の彼方にあった、まだ平和だった頃の
彼女の、本当の名前。

[メイン] 夢見 心地 : 「おかえり、実ちゃん」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……!?え、ぁ!?傷が痛いのか……!?
 ………!」

[メイン] 山中 実 : ぼろぼろと、涙を零しながら。
夢見の言葉に頷く。何度も、頷く。

[メイン] 山中 実 : 「ぅん……うん………うんっ………!」

[メイン] 樫村 紗名 : 突然涙ぐむ彼女に、わからないと言ったように。
顔をオロオロとさせながらも。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……よし
 それなら、わかった!」

[メイン] 樫村 紗名 : 立ち上がっていた背を、下ろす。
そうして、実に向き合って。

[メイン] 樫村 紗名 : 「それじゃあ今日から私たちは─────友達だ!
 約束だぞ!」

[メイン] 山中 実 : 友達─────。

[メイン] 樫村 紗名 : ニカッと笑い、小指を出す。

[メイン] 山中 実 : ああ、私が忘れた言葉が、こんなにも……心地良いだなんて。

[メイン] 山中 実 : 「─────うん、紗名」

[メイン] 山中 実 : 困ったような顔で、にへらと笑う。

[メイン] GM : ……ことん。

[メイン] GM : 実の頭上にあった鳥─────の姿をした彫刻が
アスファルトの上へ落ちる。

[メイン] 夢見 心地 : 「……!」
「これって…」

[メイン] GM : その黒い鳥は、いや─────黒色"だった"
『青い鳥の彫刻』は

[メイン] GM : ─────契約を、放棄した。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……あれ……おち、た……?」

[メイン] 山中 実 : 「あ………」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……何で落ちたんだろうな?」
と、夢見と実に首を傾げながら。

[メイン] 夢見 心地 : 「さあ?」

[メイン] 山中 実 : 「……私も、分からないや……」

[メイン] 夢見 心地 : 「でも…これで呪いからは解放されたみたいだね」

[メイン] 樫村 紗名 : 「………ふーむん」
と、青い鳥になったその彫刻を見つめ。

[メイン] 樫村 紗名 : 「もしかしたら、こいつはお前の笑顔を盗みたかったのかもな?」

[メイン] 山中 実 : 「………え、ええ……?そ、そんな、まさか……」

[メイン] 夢見 心地 : 「一応UGNに持ち帰るまで持っておくねこれ、多分既に契約済みなら多重契約は無いと思うし」
鳥を回収する

[メイン] 山中 実 : こくりと頷く。

[メイン] 樫村 紗名 : 「ん~わかんないぞ?」

[メイン] 樫村 紗名 : 夢見に、ぐっとサインを送りながら。

[メイン] 樫村 紗名 : 「だって、怖い奴が来てた時
 一番に気づいたの、その鳥だったぞ」

[メイン] 夢見 心地 : 「あ~そうだっけ?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……わからん!」

[メイン] 山中 実 : 「………」

[メイン] 樫村 紗名 : ははは、と笑う。

[メイン] 山中 実 : 「……ぷっ……!」

[メイン] 山中 実 : 吹き出すように、つられて笑う。

[メイン] 夢見 心地 : 「…フフッ!」

[メイン] 夢見 心地 : つられて、自然と笑いがでる

[メイン] 樫村 紗名 : 「でも、そうだったらいいだろ?
 夢のある方に考えたら、世界が広く感じるんだ!」

[メイン] 樫村 紗名 : ばっと、両腕を大きく広げて。

[メイン] 樫村 紗名 : くるり、と実に向き直る。

[メイン] 山中 実 : 「……夢、か……」

[メイン] 山中 実 : よろめきながら、立ち上がり。

[メイン] 山中 実 : 「………そうだね」

[メイン] 樫村 紗名 : 実に、二カっと笑い。

[メイン] 樫村 紗名 : 「心地も多分、そんな感じだろ!」
なにせ、夢見心地がいいんだろうしな。

[メイン] 山中 実 : 「世界は……一つの事象で決めつけられない……
    Uncertain existence
 もっと、"不確かなもの"のかもね」

[メイン] 山中 実 : フッ、と。
紗名に笑い返す。純な気持ちで。

[メイン] 夢見 心地 : 「まあ私はいつもいい夢見せて貰ってるよ」
「今回も良い話だったよ」
ウンウンと唸りながら

[メイン] 山中 実 : ……悪いことばかりだって、思ってた。
レネゲイドに感染して、私の日常はずっと、脅かされてた。

[メイン] 山中 実 : でも─────。

[メイン] 山中 実 :
       ワ ン ダ ー ラ ン ド 
─────こんな、"ビックリするような世界"だっただなんて、ね。

[メイン] 夢見 心地 : 「…所でどうする?」

[メイン] 山中 実 : 「ん……」

[メイン] 山中 実 : 夢見の方を向き。

[メイン] 樫村 紗名 : ぐぐ、と大きな伸びをして。
夢見へと顔を向ける。

[メイン] 山中 実 : 「……厄介じゃなければ、だけど……
 ………私も……」

[メイン] 山中 実 : 「─────"友達"に、なりたいな」

[メイン] 夢見 心地 : 「それは勿論!」

[メイン] 樫村 紗名 : 実の言葉に、ピースサインを送り返す。

[メイン] 山中 実 : その返答に、嬉しそうに微笑む。

[メイン] 夢見 心地 : 「ただ今日本当はこのままUGNに行かなきゃいけないけどさ、」

[メイン] 夢見 心地 : 「もし、今日は不安なら」

[メイン] 夢見 心地 : 「家に泊まってってもいいよ」

[メイン] 山中 実 : 「え?」

[メイン] 山中 実 : ビックリしたように、目を真ん丸にする。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……家!?」
驚いて、同じように目がまん丸となる。

[メイン] 夢見 心地 : 「うん」

[メイン] 樫村 紗名 : 「そ、それってお前の?」

[メイン] 夢見 心地 : 「そうだね、家兼仕事場」

[メイン] 山中 実 : 恥ずかしそうに、頬を掻きながら。

[メイン] 山中 実 : 「……お、お泊り、かぁ……本当に、小学校以来だなぁ……」

[メイン] 山中 実 : 「………じ、邪魔じゃなければ……喜んで」

[メイン] 夢見 心地 : 「おっけ~!」
「あっ、ついでだから紗名も来なよ」

[メイン] 樫村 紗名 : 「……!!!いいのか!やったー!」

[メイン] 樫村 紗名 : ぴょんぴょん、その場で飛び跳ねて喜びを体現する。

[メイン] 夢見 心地 : 「そりゃそうでしょ!友達だし」

[メイン] 山中 実 : ……フフフ……そっか、友達……か。
……フフ、フフフフ……楽しい……。

[メイン] 樫村 紗名 : そうだったな!と、ニッと笑い。

[メイン] 樫村 紗名 : ……友達、友達……はっ!
アレ、やるの忘れてた!

[メイン] 樫村 紗名 : わたわたと、慌てたように実へと向き直り。

[メイン] 山中 実 : 「……?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「友達になるための儀式!教わったんだ!
 だからやろう!」
小指を、一本実へと突き出して。

[メイン] 山中 実 : 「へ?……儀式……?う、うん……」
戸惑いながらも、同じように小指を上げ。

[メイン] 夢見 心地 : 「おー、いいね」
同じように突き出す

[メイン] 樫村 紗名 : そうして、実、心地の小指を捉えてキュッと結ぶ。

[メイン] 樫村 紗名 : 「えーっとえっと!
 とーもーだちになーりました、これからよーろしーくおねがーいーします」

[メイン] 樫村 紗名 : 独特のリズムで、ふんふん、とタイミングを取りながら歌い。

[メイン] 樫村 紗名 : 「ゆーびきーりげんまん」

[メイン] 山中 実 : 「よ、よーろしー……え?……お、おねがいしまーす!」
何とか合わせるように歌いながら。

[メイン] 夢見 心地 : 「よーろしーくおねがーいーします」
こんな歌あったっけ?とか思ったりしながら

[メイン] 樫村 紗名 : そうして、うんうんと頷いて。

[メイン] 樫村 紗名 : ロイス獲得
山中 実 〇友情/不安
夢見 心地 〇友情/不安

[メイン] system : [ 樫村 紗名 ] ロイス : 2 → 4

[メイン] 樫村 紗名 : 忘れないように、絆を刻む。

[メイン] 樫村 紗名 : 「うーそついたら……どうしよう?」

[メイン] 樫村 紗名 : 歌が止まり、きょとんと首を傾げる。

[メイン] 樫村 紗名 : 「……なんかいいアイデア!くれ!」
心地の方を向き、じっと。

[メイン] 夢見 心地 : 「え~?何だろ…?」

[メイン] 樫村 紗名 : ふむ、と顔を見て。

[メイン] 夢見 心地 : 「ダメだわこんな時に桃園の誓いぐらいしか思いつかない」

[メイン] 樫村 紗名 : なんだそれ!?と、目をまん丸にして驚きつつ。

[メイン] 夢見 心地 : 「えっと~」

[メイン] 夢見 心地 : 「われら三人、姓は違えども兄弟の契りを結びしからには、心を同じくして助け合い、困窮する者を救わん。上は国家に報い、下は民を安んずることを誓う。同年同月同日に生まれることを得ずとも、願わくば同年同月同日に死せん事を」

[メイン] 夢見 心地 : 「てやつ」

[メイン] 山中 実 : 「あ、あはは…」

[メイン] 樫村 紗名 : 「ほんほん……?」
首を45度にしながら聞いて。

[メイン] 夢見 心地 : 「ダメだよこんなん重すぎるよ…」

[メイン] 樫村 紗名 : 「あ、それなら……思いついた!」

[メイン] 夢見 心地 : 「お?」

[メイン] 樫村 紗名 : 「破ったら……ソイツは、私たちの大切なものを盗む事!」

[メイン] 樫村 紗名 : ぴしっ!と、指を1本立てる。

[メイン] 夢見 心地 : 「あ~そゆこと…」

[メイン] 樫村 紗名 : 「そんなこと、イヤだろ?
 だから、破らないよーに!」
心地にうむ、と頷く。

[メイン] 夢見 心地 : 「おっけ~」

[メイン] 夢見 心地 : 「…そんじゃ、そろそろいこうか」
次元の壁が歪みだす…

[メイン] 夢見 心地 : 《イージーフェイカー:ディメンジョンゲート》

[メイン] 樫村 紗名 : 「おぉぉぉ〜!?すげえ!」
目をぱちぱち、またたかせて。

[メイン] 夢見 心地 : 「さあ、ようこそわが家へ!」

[メイン] 夢見 心地 : 2人を招き入れる
こうして私達は友達になった

[メイン] 夢見 心地 : 樫村 紗名 〇友情/不安
山中 実 〇友情/不安

[その他] system : [ 夢見 心地 ] ロイス : 2 → 4

[メイン] 樫村 紗名 : こうして、3人は

[メイン] 樫村 紗名 : blind spot  Be conscious of you 
 他人  から   友達    になりましたとさ。

[メイン] system : [ 夢見 心地 ] 侵蝕率 : 70 → 73

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : その後、山中 実は司法取引を通じ、正式にUGNエージェントとなった。
また、彼女が持っていた、FHセル「ブラック・ポスト」と、関係を持つその他セル、組織間の機密情報は、Y市に潜む反社会組織員摘発に大きく貢献する形となった。

[メイン] GM : この功績もあったため、FHの一員として働いた経歴、および遺産奪取の件は軽処分として扱われた。
今後、実は危険な任務に身を投じることとなるが、それは彼女の意志でもある。

[メイン] GM : 日常を守るため、そして友達との約束を守るため。

[メイン] GM : また、夜の小鳥等の遺産は、UGN管理下に厳重に保管され直されることとなり
Y市で検出された不特定多数のレネゲイド反応調査の任務は、以上で解決となった。

[メイン] GM : また、山中 実は今後──────

[メイン] GM :
ワールド・ゲイザー
“世界の注視人”という名の、CNを使うそうだ。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] 樫村 紗名 :     ワンダーランド
ending 「 私の日常 」

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 : あの後、心地の家とやらにいった。
狭いような広いような感じで、なんだか新鮮だった。

[メイン] 樫村 紗名 : ウズメは仕事の片づけでもしてるのかもしれない。
調とかノーラも怖い奴と戦って、頑張ったんだろうし……。

[メイン] 樫村 紗名 : そんな事を思いながら、私は友だち二人と喋り合った。
あと、ゲームって奴もやった。楽しかった!

[メイン] 樫村 紗名 : けど、それは昨日の話だ。

[メイン] 樫村 紗名 : 今、学校が終わったから私は蔵六の手伝いをしてる。

[メイン] 樫村 紗名 : あ、蔵六って奴は私が最初に知り合った、大切な奴のことだぞ!
ちょっと怖いけど、すっごくいい奴なんだ!
あとあと、花屋をやってるから、その手伝い!

[メイン] 樫村 紗名 : 花屋って奴は、すごい。
花を売ったり買ったりして、周りを輝かせるおしごと。
すっごく……綺麗なんだ。

[メイン] 樫村 紗名 : なにより、”友達”もここで知れた。

[メイン] 樫村 紗名 : 無口な奴、お喋りな奴。
楽しい奴、面白い奴。
沢山の人と知り合って、たくさん知らないものが埋まっていった。

[メイン] 樫村 紗名 : だから……友だちをもっと増やしたい!
知らない奴の事を、もっと知ってみたい。

[メイン] 樫村 紗名 : そして、友だちになってからも。
もっと話し合いたい。まだ……知らないことが沢山あるって、知れたからな!

[メイン] 樫村 紗名 : ン?
……そうか、この花を置いたから今日の仕事は終わり?

[メイン] 樫村 紗名 : わかった!
だが、最後に一つ、やってみたい仕事がある!

[メイン] 樫村 紗名 : ”最近できた”友だちに会いに行って、花を見せてやるんだ!
───私の日常は、これなんだって!

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 : 人は共同体に属することで個人を得る。
個人を得ない人は、人として生きる術を失う。

[メイン] 樫村 紗名 : あなたにとっての非日常は、その人にとっての日常かもしれない。

[メイン] 樫村 紗名 : 自我を認識するために、そこへ立っているのだとしたら
自分という存在を失わないように、そこにいるのだとしたら

[メイン] 樫村 紗名 : あなたは、一体?

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 : その問いに。

[メイン] 樫村 紗名 : 少女は目をぱちぱちさせて、何秒か頭を抱えて唸った後。
自信満々な瞳を向けて、きっとこう答える。

[メイン] 樫村 紗名 : 「透明”じゃない”存在、私が樫村紗名だ!」

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 樫村 紗名 :  

[メイン] 夢見 心地 : ending「終わり、そして…」

[メイン] 夢見 心地 :  

[メイン] 夢見 心地 :  

[メイン] 夢見 心地 :  

[メイン] 夢見 心地 : かくして今回の事件…ブラインド・スポット、もとい山中 実の事件は幕を閉じた

[メイン] 夢見 心地 : 今回の事件で私自身も友と出会い…

[メイン] 夢見 心地 : そして、物語が終われば私は退屈な日常に…

[メイン] ??? : プルルルル
プルルルル

[メイン] 夢見 心地 : ピッ
「はいもしもし?」

[メイン] 金田 義彦 : 「よう夢見、仕事の話持ってきたぞ」

[メイン] 夢見 心地 : 「あっ、金田じゃんいつもご苦労さんね、」

[メイン] 金田 義彦 : 「しかしお前あれだな…」

[メイン] 夢見 心地 : 「?」

[メイン] 金田 義彦 : 「いつもいい加減な割に仕事熱心だよなって…」

[メイン] 夢見 心地 : 「いんや違うよ?」

[メイン] 夢見 心地 : 「仕事熱心なんじゃなくて」

[メイン] 夢見 心地 : 「”趣味”に熱心なだけだよ」

[メイン] 夢見 心地 :  

[メイン] 夢見 心地 : ending『物語はまだ続く』

[メイン] 夢見 心地 :  

[メイン] 夢見 心地 :  

[メイン] 見当ウズメ : ED:『後始末?』

[メイン] 見当ウズメ : ブラインド…あー…『ワールドゲイザー』殿周りの処理関連は上記の通りでござるよね~

[メイン] 見当ウズメ : 情報きっちり使えて?処分もふんわり?
其の辺りは万々歳でござるよー

[メイン] 見当ウズメ : でまあ、問題はそれ以外でー

[メイン] 見当ウズメ : 「セルリーダー討伐までは流石に無理でござったー…およよ~…ついでに月詠殿が目付けられちゃったでござるよ~あれ絶対本気じゃねーでござる」
仮主君…メイプルトリックへの事後報告だった

[メイン] メイプルトリック : ウズメの報告を、マグカップに入ったホットミルクを飲みながら
椅子に凭れ掛かりながら聞き。

[メイン] メイプルトリック : 「なるほどねぇ……ま、でもいいんじゃないかな?」

[メイン] メイプルトリック : そう言うや否や、資料をぱさりと机に塗すように散らし。

[メイン] メイプルトリック : 「"ワールドゲイザー"が盗み出した機密情報のおかげで、Y市近辺に
 潜んでいた中堅以下のFHセルはほとんど摘発することができたし
 今後は、あちらも表立って動くことはできないだろうからねぇ」

[メイン] メイプルトリック : 「それで……"ラヴペット"、だったね?
 まぁ……あの男は、結構有名なセルリーダーで……これまた調くんも
 中々厄介な奴に目を付けられちゃったわけだけど……」

[メイン] メイプルトリック : 「あっちから顔を出してくれるなら、こっちとしても対処はしやすいさ
 FHセルの拠点っていうのは本当に、探すのに骨が折れるからね……」
あはは、と自嘲気味な笑いを含めながら。

[メイン] メイプルトリック : 「……それで、報告は以上かな?」

[メイン] 見当ウズメ : 「任務の報告はおしまいでござるー…まあウズメはちょっちこっちの支部残るでござるけどね」
「闇討ちとか怖いでござるしー?各々の護衛をひっそりと?みたいな?」

[メイン] メイプルトリック : ホットココアを一口啜りながら。

[メイン] メイプルトリック : 「おーけー、今回はご苦労様、任務は円満な形で終わったと言えるから
 報酬はちゃんと弾んどくよ」
にへらと笑いながら。

[メイン] メイプルトリック : 「それに、忍びの護衛とはこれまたありがたいねぇ~
 私は戦闘員じゃないからね、はは」

[メイン] 見当ウズメ : 「にょほほ、修行の一貫でござるよ~」
「それでは、これにて御免でござる~」

[メイン] 見当ウズメ : 支部を出て 空は夕日
それを眺めてちょっぴりテンション上がって任務状態から素面に戻って ふと思ったのが

[メイン] 見当ウズメ : 「獣にカエル混じって無くて良かったでござるな…」

[メイン] 見当ウズメ : そろそろ梅雨時で 色々大変になる個人的な心配事
そんな事をだらだら思い浮かびながら

[メイン] 見当ウズメ : 音も無く日陰から消えていった

[メイン] 見当ウズメ :  

[メイン] 見当ウズメ :  

[メイン] 見当ウズメ :